東急ホテルズ初のレストランサービスコンテスト開催
2025年2月7日、セルリアンタワー東急ホテルにおいて、東急ホテルズ&リゾーツが主催する『第1回レストランサービスコンテスト』が開催されました。全国34のホテルから選ばれた若手スタッフたちが集まり、エンタテイメント性豊かなサービススキルを競い合いました。
これまで、同社では調理スタッフを対象とした料理コンテストや、バーテンダー向けのカクテルコンペティションを実施してきましたが、今回はレストランサービスに特化したコンテストの実施となりました。この目新しい取り組みによって、参加者たちの技術向上だけでなく、モチベーションの向上やコミュニケーション力の強化、さらには指導力の育成を目指しています。
競技内容と審査
出場するスタッフは予選を経て、6名のファイナリストが決選に進出しました。予選では、様々なシチュエーションを想定し、実際に起こりうるゲストのニーズに応える能力が求められました。たとえば、特定の食材アレルギーを持つゲストの対応や、食事メニューのきめ細やかな提案が含まれていました。
審査を担当したのは、一般社団法人「フランスレストラン文化振興協会」代表の大沢晴美氏を始めとする6名。その中には、社内取締役や総料理長も名を連ね、厳正な審査が行われました。
入賞者とコメント
結果として、グランプリに輝いたのは横浜ベイホテル東急のウィンケルハン日和さん。準グランプリはザ・キャピトルホテル東急の小川祐輔さん、特別賞にはTHE HOTEL HIGASHIYAMA KYOTO TOKYUの毎熊澪さんが選ばれました。また、ファイナリスト賞には他の3名も受賞しています。
表彰式では、東急ホテルズの村井社長が参加者の姿勢を称賛し、これからもスタッフの育成に力を入れていく意向を示しました。「地域の一番店を目指し、知識と技術の向上を続けてください」という言葉が印象的でした。
コンテストの目的
このコンテストの主な目的は、以下の通りです。
1.
技術向上: レストランサービス技術の基礎知識を深め、実践する機会を提供。
2.
モチベーションアップ: エンタテイメント性のあるサービススキルを身につけ、ゲストとの良いコミュニケーションを実現。
3.
指導育成力強化: 上位の職員が若手スタッフを教育し、指導力を強化することで、店舗全体のサービスレベルを向上させる。
今後の取り組み
東急ホテルズは、「食の東急ホテルズ」を打ち出し、既存の料理コンテストに続き、このレストランサービスコンテストも定期的に開催していく方針です。これにより、より良い食空間を提供し、従業員のキャリアやスキルを向上させるための努力を続けていきます。
元気で魅力的なサービスを提供するスタッフたちが集まる東急ホテルズ。これからの成長に注目が集まります。