EV充電スポット利用の新たな時代
ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社は、運営するEV充電スポット情報サイト「EVsmart.net」に世界で注目を集める位置情報技術「what3words」を導入した。この機能は特にEVユーザーにとって大きなメリットがある。
what3wordsとは?
「what3words」は、地球を3メートル四方に区切り、それぞれに固有の3つの単語を割り当てるという革新的なシステム。これにより、非常に具体的な位置が示され、仮に分かりにくい場所でも簡単に指し示すことが可能になる。EVユーザーは、これを利用して充電スポットの位置を正確に把握し、必要に応じてカーナビやスマートフォンアプリに情報を共有することが容易となる。
どのような課題を解決するか?
多くのEVユーザーから、「充電スポットの住所は書かれていても、実際にその場所の正確な位置が分からない」といった声が寄せられている。
これまで、充電器の存在が記載されていても、広い商業施設や立体駐車場では特定が難しく、結果的に充電器を探すのに苦労してしまうことがよくあった。また、充電スポットの座標情報をカーナビやスマートフォンに転送する際、住所や地図アプリを経由する必要があり、余分な操作が発生することも快適な利用の障害となっていた。
位置情報共有の簡素化
「what3words」の導入により、ユーザーはたった3つの単語を使って特定の地点を直接表現できる。これにより、複雑な操作は不要で、単純な言葉だけで位置を指定できる。これは特に、チャットアプリや音声入力による情報共有、カーナビへの位置情報送信時に非常に便利である。
たとえば、あるユーザーが充電スポットの位置を友人に伝えたい場合、従来なら住所を手で打ち込む必要があったが、newしたシステムでは3つのワードを送信するだけで済む。もちろん、これをカーナビやナビアプリで利用する場合も、従来のように住所を検索する手間が省ける。
充電スポットの情報をきちんと把握する
「EVsmart.net」での各充電スポットの詳細ページには、新たに「what3wordsアドレス」が表示されている。この機能により、ユーザーはピンポイントな位置特定ができ、商業施設内や大きな駐車場における充電器を簡単に見つけることが可能になる。
EVsmart.netについて
「EVsmart.net」は、ENECHANGEが運営する、全国のEV充電スポットに関する情報を網羅するサイト。リアルタイムでの充電器情報や、ユーザーから寄せられた口コミも掲載しており、充電器の利便性向上に向けた取り組みを続けている。今後も継続的な機能改善を通じて、EVユーザーの使い勝手をさらに向上させていく予定だ。
この新機能の導入により、充電ポイントの利用がこれまで以上にスムーズになることが期待される。
何が変わる?EVsmart.netをチェック!