埼玉県立さきたま古墳公園で美しい桜が満開になりました。この公園は、5世紀後半から7世紀はじめころに築造された9基の古墳があり、国の特別史跡に指定されています。毎年春になると、多くの地元の方々や観光客が桜を楽しむために訪れる、埼玉県でも有名な桜の名所です。
桜の美しさを保つために、株式会社アサンテはクビアカツヤカミキリの駆除施工を実施しました。アサンテでは、この害虫が桜や桃などの樹木を食い荒らし、最終的には樹木を枯らしてしまうことを防ぐため、桜のシーズンが近づく前に施工を行いました。
具体的には、冬季の幼虫の活動期前に、樹木に「樹幹注入剤」を注入しています。この薬剤は樹木の内部に浸透し、クビアカツヤカミキリの幼虫が薬剤を含んだ部分を食べることで駆除する仕組みとなっています。薬剤の効果は約2年間持続し、樹木に対するダメージを最小限に抑えることができます。今後も、アサンテは埼玉県の担当者と協力しながら、桜をはじめとする樹木の健康を守る活動を継続していく予定です。
さきたま古墳公園内の桜は、斜面や敷地内に多く植えられ、多くの観光客や地域住民が訪れる場所です。公園に訪れる方たちが桜の美しさを楽しむ一方で、アサンテはその桜を守るためにリアルな取り組みを行っています。
さて、クビアカツヤカミキリとは何者でしょうか。この害虫はバラ科の樹木に寄生し、幼虫が樹木の内部を食べることによって枯らしてしまう外来種のカミキリムシです。日本国内で初めて被害が確認されたのは2012年で、その後、複数の都道府県で被害が拡大しています。2018年には特定外来生物に指定され、駆除措置が急務となりました。
アサンテが取り組む「木の文化継承プロジェクト」も、このような背景から立ち上げられています。このプロジェクトは、アサンテが50年にわたる技術力を駆使し、日本各地の歴史的木造建築や桜の木を守ることで、木の文化を未来に継承することを目指しています。
春はシロアリが活発に活動し始める季節でもあります。シロアリは日本全国で大きな被害をもたらす害虫の一つで、特にヤマトシロアリやイエシロアリの2種類が主な被害の原因となっています。羽アリが発生する時期には、シロアリの巣が潜んでいる可能性がありますので、注意が必要です。
アサンテは1970年に創業以来、シロアリ対策を中心に、総合ハウスメンテナンスサービスを提供するプロフェッショナルな企業であり、今後もお客様の安心と安全を守るよう努めています。お近くに来た際には、ぜひさきたま古墳公園の桜をご覧いただき、その美しさを心ゆくまで楽しんでみてください。アサンテの貢献が、この素晴らしい風景にどのように影響を与えたか感じていただけることでしょう。