2026年9月、広島で化学工学の祭典を開催
2026年9月14日から16日まで、広島大学の東広島キャンパスで、国内有数の化学系学術団体である公益社団法人化学工学会の第57回秋季大会が開催されます。この大会は、化学工学における最新の研究や技術情報を共有するための大規模な集まりです。約2,000名の参加が見込まれ、940件以上の講演が予定されています。
化学工学とカーボンニュートラルの未来
本大会の目玉は、カーボンニュートラルやCCUS(二酸化炭素の回収・貯留・利用)に関連する内容です。特に、「2050年カーボンニュートラルへの道」と題された特別シンポジウムでは、地域産業とコミュニティとの連携と共に、リアルなケーススタディや技術的側面が討論される予定です。このシンポジウムは大会の前日、9月13日(日)に行われるため、最初に注目すべきプログラムです。
さらに、遅まきながらの環境問題の解決に向けて、経済安全保障や改善策についても議論されます。特に、企業が持続可能な報告体制を維持しながら、どのように技術の革新を促進できるかが重要なテーマとなるでしょう。
多彩なシンポジウムとネットワーキング
総計14の部会に分かれた多数のシンポジウムでは、専門家が最新の研究や事例を発表します。各部会の枠を超えた「部会横断型シンポジウム」もあり、持続可能な物質生産システムの確立など、さまざまな技術や現象について深い洞察を得ることが可能です。
特に注目を集めるのは、スタートアップの育成やオープンイノベーションの必要性について議論されるシンポジウムです。化学工学の世界で新たな事業を生み出す場としての役割も期待されています。
若手研究者の活躍を支援
大会では若手研究者向けの発表の機会も設けられ、優れた発表には賞が授与されます。特に45歳以下を対象としたCCUS検討委員会のシンポジウムは、次世代の研究者を育成する重要な場です。学生や若手研究者が自らの研究成果を発表し、キャリアを積むチャンスとなるでしょう。
開催概要と参加方法
- - 開催日程: 2026年9月14日(月)~16日(水)
- - 開催場所: 広島大学 東広島キャンパス(広島市)
- - 参加予定人数: 約2,000名(オンライン参加を含む)
- - 講演数: 約940件(口頭発表、ポスター発表)
参加登録は、公式ウェブサイトから事前にお申し込みが必要です。一般公開のシンポジウムは無料で参加可能ですが、通常の大会参加には費用が必要となります。
この機会にぜひ、化学工学の最前線を体験し、新しい知見を得る場に足を運んでみてください。さまざまなバックグラウンドを持つ専門家たちとの交流を通じて、未来の化学工学に向けた新たな視点を得られることが期待されています。