LOGIQ株式会社が新たなプライベートクラウドサービスを発表
沖縄に本社を構え、異種ITインフラのベンダ移行に特化したLOGIQ株式会社が、2025年3月1日に新しいプライベートクラウド「LOGIQ Private Cloud」を提供開始すると発表しました。この新しいサービスは、特にVMware環境からの移行を念頭に設計されており、エンタープライズのお客様に対して最適化された機能を備えています。
完全オープンソースでベンダロックインを回避
LOGIQ Private Cloudは、オープンソースのLinux KVMおよびXenを基盤としており、高額なライセンス費用やベンダロックインのリスクを完全に排除することができます。企業は自社のITインフラを自由に選択できるため、ビジネス戦略に応じた柔軟な運用が可能になります。これにより、IT担当者は今まで以上に効率的にオペレーションを行えるようになります。
日本国内でのデータ保存とコンプライアンス
LOGIQのプライベートクラウドでは、すべてのデータが日本国内のデータセンターに保存されます。そのため、国内法やコンプライアンス要件に完全に従うことができ、企業は安心してデータを扱うことが可能です。これにより、セキュリティ面でも高い信頼性が確保されます。
高可用性を実現する地理的分散
サービスは日本国内の3つのデータセンター、具体的には東京、中部、大阪から提供されます。自治的に分散されたリージョンにより、迅速なフェイルオーバーが可能であり、企業に必要な高可用性と耐障害性を確保することができます。
シンプルで迅速な移行プロセス
複雑なVMwareからの移行については、専用ツールを活用することで簡素化され、迅速に移行が行えるようになります。また、移行計画の立案から実施、運用の最適化までをLOGIQの専門チームが支援し、ユーザーがスムーズに移行プロセスを進められるよう細やかなサポートを行います。
コスト削減の実現
従来のVMware環境と比較して、LOGIQ Private Cloudはライセンスコストを完全に排除するため、企業にとって大幅なコスト削減を実現します。これにより、企業はより持続可能で高効率なインフラの運用が可能となり、経営戦略に貢献します。
高信頼性のインフラストラクチャを活用
LOGIQ Private Cloudは、InfiniCloudの高信頼性インフラを基盤にしているため、国内企業が求める厳格なセキュリティ要件やコンプライアンスに完全に対応しています。LOGIQのオープンソースに関する豊富な知見と、InfiniCloudの最新技術が見事に融合し、ユーザーに最適なクラウド環境を提供します。
代表者からのメッセージ
LOGIQ株式会社の代表取締役CEO、切畠智人氏は、「過去9年間オラクルに在籍し、日本のオープンソース事業を担当してきました。多くの顧客がVMwareのベンダロックインに苦しんでいるのを見て、LOGIQを設立しました。私たちは、顧客に真の自由を提供するため、LOGIQ Private Cloudを誇りを持ってリリースします」と語ります。
一方、InfiniCloud株式会社の代表取締役CEO、瀧康史氏は、「LOGIQの先見の明と技術力に、InfiniCloudのクラウド技術を加えたこの提携により、顧客に素晴らしい価値を提供できると確信しています」とのコメントを発表しています。
LOGIQ株式会社は、これからも顧客のニーズに応え、さらなるサービスのご提供を目指して努力していくでしょう。