名古屋に誕生する新たなシンボル、多目的アリーナ「（仮称）名古屋アリーナ」

名古屋に新たな多目的アリーナが建設中

名古屋に、新しいスポーツとエンターテインメントの拠点となる多目的アリーナ「（仮称）名古屋アリーナ」が誕生します。このアリーナは、三井不動産、豊田通商、KDDIの共同プロジェクトで、2025年8月27日に着工、2027年秋の竣工を目指しています。

アリーナの基本情報

名古屋アリーナは、収容人数が1万人規模で設計されており、様々なイベントに対応できる施設となります。特に、B.LEAGUEに所属するプロバスケットボールチーム「ファイティングイーグルス名古屋」のホームアリーナとしても使用される予定です。音楽コンサート、スポーツイベント、企業の展示会など、多彩なイベントが開催できる環境が整えられます。開業は2028年初頭を見込んでいます。

交通アクセスと周辺施設

本アリーナは名古屋市営地下鉄名港線「港区役所」駅の近くに位置し、商業、スポーツ、住宅などの多様な機能が集まる「みなとアクルス」エリアに建設されます。この一帯には、三井ショッピングパーク「ららぽーと名古屋みなとアクルス」や多目的ホール「COMTEC PORTBASE」があり、買い物や食事を楽しめる場所が充実しています。

アリーナでのイベント参加者は、一日を通して周辺の施設を利用することができ、スポーツやエンターテインメントだけでなく、食やストレージも堪能できる体験が待っています。

三井不動産による街づくり

三井不動産は、2024年4月に策定した長期経営方針「&INNOVATION 2030」の中で、リアルな体験価値を最大化する街づくりを推進しています。野球の東京ドームや、音楽イベントに対応した「LaLa arena TOKYO-BAY」などのプロジェクトを通じて、スポーツやエンターテインメントの魅力をどんどん広げてきました。

名古屋アリーナの誕生によって、地域の新たなランドマークとして非日常の感動体験を提供し、周辺地域と連携した企画も展開していく予定です。三井不動産は、様々な商業施設や文化的イベントを通じて、地域の活性化に寄与していく意向を示しています。

豊田通商と今後の展望

豊田通商が設立した「ファイティングイーグルス名古屋」は、アリーナが開業することでさらなる成長と地域への貢献が期待されています。1957年の創部以来、地域に密着した活動を展開してきたこのチームは、新しいアリーナを拠点にし、地域のスポーツに対する関心を高める役割を果たしていくでしょう。

また、名古屋アリーナでは、さまざまなイベントを開催することで、愛知県や名古屋市のスポーツを発展させ、青少年の育成や地域の活性化に努めていくことが目指されています。

KDDIの技術で新たな価値創造

KDDIは、通信技術を活用してアリーナの利便性を高め、さまざまなイベントに対応できる環境を整えます。リアルな体験とデジタル技術を融合させることで、アリーナが人と人、企業と地域を結ぶハブとして機能することを目指しています。来場者に特別な体験を提供し、地域社会に新たな交流の場を生み出していくことに貢献します。

最後に

「（仮称）名古屋アリーナ」は、名古屋の新しいランドマークとして期待されています。2027年秋に竣工し、2028年初頭の開業に向けて、多くの人々が楽しむことができる施設になることでしょう。この新たなアリーナが、名古屋のスポーツシーンやエンターテインメントのさらなる発展に寄与することを願っています。イベント情報は、今後の公式ウェブサイトにてご確認ください。