全国建設人材協会と三島信用金庫が手を結ぶ
日本における建設業界の支援を目的に、一般社団法人全国建設人材協会(所在地:東京都千代田区、会長:岡野稔、以下全建)は、三島信用金庫(所在地:静岡県三島市、理事長:髙嶋正芳)と業務提携契約を締結しました。この提携により、両者はそれぞれの強みを活かして、地域の建設業界における人材不足問題の解消に取り組むことを発表しています。
1. 業務提携の背景
全建は2013年に設立され、業界の特性上、職人の紹介を行える数少ない団体として知られています。およそ550名の求職者の正社員雇用を実現するなど、建設技能者の人材紹介事業を展開してきました。さらに、2025年には建設業界特化型のダイレクトリクルーティングサービス「職人スカウト」を開始し、建設業の若手人材の確保を強化する予定です。しかし、求職者や企業の間でこのサービスの認知度がまだ不十分であり、さらなる周知が求められていました。
一方、三島信用金庫は地域に根ざした金融機関であり、人手不足は幅広い業界の課題ではあるものの、特に建設業の中小企業からの相談が多く寄せられています。このような背景の中、両者は手を組むことで、地域企業の活性化を目的とした取り組みを行うこととなりました。
2. 提携の具体的な内容
この業務提携では、まず三島信用金庫の取引先企業に対して、全建が提供する職人紹介事業とダイレクトリクルーティングサービスの利用を促進します。これにより、建設業界の人材不足を解決するための新たな手段を企業に提供し、サービスの普及を目指しています。また、三島信用金庫のネットワークを利用した情報発信を通じて、認知度の向上も図ります。
更には、三島信用金庫の取引先企業が抱える人材不足に対して、全建が適切な人材マッチングやカウンセリングを提供することで、地域企業の経営力向上や施工品質の維持を担います。これにより、建設業界全体の活性化を実現し、地域経済の発展に寄与できることを期待しています。
3. 全国建設人材協会の概要
一般社団法人全国建設人材協会は、様々な規模の建設関連企業や事業主が会員となり、協力し合って活動しています。主な目的は、建設業界における担い手不足や労働環境の改善を促進することです。政策としては、職人紹介サービスを展開し、また労働環境の改善に向けた取り組みも行っています。これにより、持続可能な業界発展を目指しています。
全建は、特に親しみやすい職人紹介の促進を通じて、将来的に日本の建設業界を支える人材を育成していくことを目指しています。
4. 三島信用金庫の地域密着型金融サービス
三島信用金庫は、「共存同栄」を経営理念に掲げ、地域に根ざした金融サービスを提供しています。中小企業や個人のお客様の多様なニーズに応えることで、地域の経済発展に寄与することを目指しています。本提携はその一環であり、地域社会と一体となった取り組みと言えます。
今後、両者の協力を通じて建設業界の発展がどのように進んでいくのか、ますます注目が集まります。