東京のイノベーション支援プログラム「TIB」参加者募集
東京都が運営する「Tokyo Innovation Base」(TIB)は、スタートアップと大手企業が共に成長できる環境を提供するための支援拠点です。企業の持つリソースや知識を活かし、スタートアップの成長を促すオープンイノベーションプログラムが2024年度から始まります。このプログラムでは、大手企業のニーズに応じた複数のコースが用意されており、企業間の協業が進むことで新しいビジネスモデルの創出を目指しています。
プログラムの概要
いくつかのコースが設けられており、参加する企業は自社のビジネスに直接関連するスタートアップと連携し、イノベーションを加速させます。具体的には以下の3つのコースが用意されています。
1. 本業シナジーコース
このコースでは、企業の本業と深く関係する領域の課題解決に向けたスタートアップとの協業を促進します。現在のビジネス課題を明確にし、スタートアップの持つ斬新なアイデアや技術を取り入れることで、競争力を高めることが期待されます。
支援事業者:Creww株式会社
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2. 革新領域での新規事業開発コース
こちらは新たな市場への進出を目指す企業向けのコースです。スタートアップと共同で新規事業を開発し、革新を追求する機会を提供します。市場の変化に素早く対応するための新しいアプローチを見つけるチャンスです。
支援事業者:ソーシング・ブラザーズ株式会社
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3. 自社の強み・弱みに基づく協業創出コース
自社の特性を分析し、それに基づいたオープンイノベーションの促進を目指します。スタートアップとのパートナーシップを形成し、自社の強みを最大限に活かす方法を模索します。
支援事業者:フォーアイディールジャパン株式会社
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参加企業の応募について
各コースの参加者は各々約5名を募集します。応募の受付は2024年10月24日から始まり、11月14日までの期間中です。参加にあたっては、自社がスタートアップとの協業を本格的に進めたいという意欲が求められます。また、オープンイノベーションに関連するイベントへの参加意欲も重要です。
申し込み方法
興味のある企業は、支援事業者のウェブサイトから申し込むことができます。それぞれのプログラムに関する詳細や参加条件については、各支援事業者のウェブサイトで確認できます。
このプログラムは東京都が取り組む「2050東京戦略」の一環であり、次世代に向けてのスタートアップの育成が目標です。スタートアップと大手企業が共に力を合わせ、持続可能な社会作りに貢献できることを目指しています。興味がある企業はぜひこの機会に参加を検討してみてはいかがでしょうか?