大阪圭吉展
2025-06-09 12:40:27

大阪圭吉の魅力を再発見!没後80年展が東京で開催

大阪圭吉の魅力を再発見する80年記念展



2025年7月11日から26日までの間、東京古書会館にて「没後80年記念探偵作家・大阪圭吉展」が開催されます。大阪圭吉は1912年に愛知県新城市に生まれ、その作風で日本の探偵文学に大きな足跡を残しました。本展では、彼の独特な筆致や交友関係を通じて、その魅力を再認識することができます。

展示の内容について


本展では、大阪圭吉の自筆の資料や著書を中心に、彼の人生や業績を伝える資料が並びます。大阪圭吉の旧家には、彼が執筆した原稿やメモが今も保存されており、これらが公開される貴重な機会です。

特に、彼の代表作といえる『死の快走船』など、戦前に発表された著書やその後の作品などが展示されるため、彼の変遷を追うことができるでしょう。また、江戸川乱歩や横溝正史といった同時代の作家との交友関係を示す書簡も紹介され、彼の文学的な背景を知る手がかりが得られます。

展示の詳細


  • - 期間: 2025年7月11日(金)〜7月26日(土)
  • - 会場: 東京古書会館 2階 情報コーナー (東京都千代田区神田小川町3-22)
  • - 開館時間: 10:00〜18:00(最終日のみ17:00まで)
  • - 入場料: 無料
  • - 休館: 7月13日、20日、21日

大阪圭吉の経歴


大阪圭吉(本名・鈴木福太郎)は、1932年に『新青年』でデビューしました。彼は短編探偵小説の第一人者として名を馳せ、文章の巧みさとスリル満載のストーリー展開で多くの読者を魅了しました。戦後も作品を発表し続けましたが、残念ながら1945年に戦地で命を落としました。その短い生涯にもかかわらず、多くの影響を与えた作家として記憶されています。

新たな発見があるかも


本展に併せて、展示図録が刊行される予定です。図録では大阪圭吉の直筆資料や書簡がカラーで紹介され、詳細な作品解説や著作一覧なども収録されます。これを通じて、展覧会に訪れた際に見逃しがちな情報もしっかりと補完してくれるでしょう。

また、本展は大阪圭吉の作品に対する新たな視点を提供し、今後の探偵小説ファンにも影響を与えること間違いなしです。文学の興味がある方はもちろん、探偵小説未経験の方も、大阪圭吉の世界に飛び込んでみる良い機会となります。ぜひ、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか?


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