しのはら財団の「ケアテック・イノベーション・コンテスト2025」が始まります!
一般財団法人篠原欣子記念財団、通称しのはら財団は、2025年11月14日より「ケアテック・イノベーション・コンテスト2025」の応募を受け付けます。このコンテストは、介護や障害、学習支援に関する多様なテーマを対象にした、全国からの挑戦を求めています。合計で2つの部門に分かれており、プロトタイプ部門では実際の試作品が評価され、アイディア部門はユニークな発想を求められます。
コンテストの概要
応募期間は2025年11月14日から2026年1月16日まで。最終的な審査及び表彰式は2026年3月22日、京王プラザホテル(新宿)で行われる予定です。社会のさまざまな課題に向き合う「ケア」に関わるお題が広く募集されると言う点が、若者や一般の方々が参加するきっかけになるでしょう。
背景と目的
日本では介護やメンタルヘルスなど、私たち日常生活のあらゆる場面でケアに関わる問題が山積しています。しのはら財団は、このコンテストを通じてテクノロジーの導入を加速させ、その成果を現場に定着させることを目指しています。テクノロジーの価値は導入そのものに留まらず、実用化されてこそ意味を持つため、しのはら財団はその普及と実用化を目指し、応募者を支援していきます。
コンテストの特徴
以下のようなポイントが特徴です:
- - 幅広い応募者層を対象にした2部門制
- - プロトタイプ部門では最大2,000万円の助成金を用意
- - 応募者が開発した知的財産はその応募者に帰属
- - 多様なケアテーマ(居宅介護、認知症ケア、学習支援など)を受け入れ
応募対象と部門
プロトタイプ部門:試作品・実装された成果物を対象に。
アイディア部門:まだ形になっていない自由な発想を応募対象に。
応募は小・中・高・大学生、一般の個人やチームが可能です。また、スタートアップ企業も応募できるため、多くの方々が参加し意見を持ち寄る機会となります。
募集テーマの例
具体的な例としては、ケアを必要とする人々のための支援策が提示されています。例えば、ヤングケアラーの支援や、居宅介護の負担軽減に向けたテクノロジーの導入、高齢者向けの認知症ケアなど、多岐にわたります。これらのテーマを取り入れたプロジェクトが求められています。
応募方法と選考スケジュール
応募は「Graain(グラーイン)」プラットフォームを介して行われ、詳細な要件は各部門の要項を確認する必要があります。審査は、一次・二次審査を経て、最終的な表彰式が行われます。選考結果は2026年2月16日及び3月9日に通知されます。
しのはら財団について
しのはら財団は「人々の可能性や幸せの最大化」を目指し、様々な取り組みを行っています。このコンテストもその一環です。社会の役に立つ技術革新を促進することにより、ケアを受ける側と与える側の両方の笑顔を増やすことを目的としています。
今回の「ケアテック・イノベーション・コンテスト2025」は、多くのアイデアを持つ方々の参加を歓迎しています。あなたのアイデアが未来を変えて、ケアを必要とする人々の助けになるかもしれません。興味がある方は、ぜひ公式ページを確認し、応募を検討してみてください。
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