地方創生をリードする永岡里菜氏、マーケター賞を受賞

地方創生を目指す永岡里菜の受賞

株式会社おてつたびの代表、永岡里菜氏が「マーケター・オブ・ザ・イヤー2025」地方編を受賞しました。この賞は、日経クロストレンドが主催する栄誉あるもので、地方活性化に貢献したマーケターを称えるものとなっています。

受賞の背景

「マーケター・オブ・ザ・イヤー2025」は、2024年9月から2025年8月までに新たに発売された商品やサービスで顕著な成果をあげた人を対象としています。しかし、それ以前の発売でも同期間において重要な成果を残した人々も評価の対象です。このアワードは、マーケティングを通じて消費者や社会に「前向きな変化」をもたらそうとする日経クロストレンドのビジョンに基づいています。

審査基準は「志」「挑戦」「便益」「実行」「話題性」の5つ。外部の審査員や編集部がこれをもとに評価し、受賞者が選ばれました。

永岡里菜について

1990年に三重県尾鷲市で生まれた永岡氏は、千葉大学卒業後、PRやイベントの制作会社で経験を積み、農林水産省とのプロジェクトに関わりました。その後、2018年に自身の故郷のような過疎地域を支援したいとの思いから株式会社おてつたびを設立。地域の人手不足を解消するために、地域事業者と旅人をつなげるマッチングプラットフォームを運営しています。

おてつたびの仕組み

おてつたびは、「お手伝い（短期アルバイト）」と「旅」を結びつけて、人手不足に困っている地域事業者と、旅行しながら働きたい旅人をつなげるサービスです。旅行者は、訪れた地域で働き報酬を得ることで、旅行の経済的負担を減らし、地域の人々との交流を通じてその土地の文化を深く味わうことができます。

一方、地域事業者は「旅」を切り口に全国各地から働き手を呼び寄せることができ、その結果地域経済にも好影響を与えることが期待されています。現在登録されている利用者は約89,000人で、特にシニア層の登録者も増加しているのが特徴です。

おてつたびの未来

おてつたびは、地方の人手不足を解決しながら新しい旅のスタイルを提案しています。地域で働くことを通じて地元の人々と出会い、単なる観光を超えた深い交流が生まれることが目的です。こうした出会いは地域にとってもファンを生み出し、継続的な関係を築くことができると信じています。

持続可能な地域活性化を目指し、これからもおてつたびは多くの人々にその魅力を発信していくでしょう。インタビューや取材も行っているので、興味がある方は公式サイトからぜひお問い合わせください！