瀬戸内海の未来を考える体験型イベント「春まつり」開催！

瀬戸内海の美しい自然を守る取り組みとして、日本財団が主催する「たべるあそぶまなぶ～日本財団海をたすける春まつり in 瀬戸内」が、2025年3月1日（土）から2日（日）、さらに3月15日（土）から16日（日）にかけて、岡山県と広島県で開催されます。

イベントの概要

このイベントは、海洋ごみについて考える体験型の展示会です。会場には、クイズに挑戦したり、縁日で遊ぶことでお寿司と引き換えられるチケットがもらえる仕組みが用意されています。来場者は、楽しみながら海の大切さを学ぶことができます。

日本財団は、さまざまな取り組みを行っており、瀬戸内海を守るために「かっぱ寿司」「すし遊館」「すし丸」ともタッグを組んでこのイベントを実現しました。

瀬戸内海の環境問題

瀬戸内海は、その閉鎖的な特性から外海からの流入ごみが少ないですが、実際には街から流れ込むごみが問題になっています。日本財団は、2020年に「瀬戸内オーシャンズX」を発足。これまでに毎年86トンのごみを回収し、2028年までに344トン以上の回収を目指しています。

特に、子どもたちに対し、自分たちが住んでいる町でごみを減らすことが海の環境保護につながることを理解してもらうため、2022年度からは特別授業「海をたすける学校」を実施。絵本「海をたすけるももたろう」を活用し、地域の小学校で教育活動を行っています。

楽しみながら学べる体験

「たべるあそぶまなぶ～春まつり」では、以下のような楽しい体験が用意されています。

- 瀬戸内海おすしラリー：クイズに答えたりしたりすることで、お寿司スタンプを集め、集めたスタンプに応じてお寿司と交換することができます。
- お魚をたすけよう！海ごみ射的：海ごみをターゲットにした射的屋台で、海の大切さを楽しみながら学べる工夫があります。
- 海ごみすくい：瀬戸内海の環境に見立てたプールでごみをすくい取り、海をきれいにする体験もできます。

特別ゲストの登場

イベントの初日には、香川県出身の女優、飯沼愛さんが来場予定です。彼女は、クイズのステージイベントに参加し、海洋ごみ問題についてトークセッションを行います。また、特設ステージでは山田ルイ53世さんとも共演し、楽しいクイズとトークが展開されます。

このイベントは、学生向けのプログラムも充実しており、先着100名が参加できます。学生の方はぜひ参加して、自分たちの未来を考えるきっかけにしてほしいですね。