福島県富岡町の新しい特産品「めひかり果実チョコ」を発表！日本橋で試食会開催

福島県富岡町の新たな特産品、「めひかり“果実”チョコ」が誕生！

福島県富岡町が新たに開発したお土産品、「めひかり“果実”チョコ富岡パッションフルーツ」が2025年2月28日金曜日、東京・日本橋の「MIDETTE」で試食発表会を開催します。この取り組みは、東日本大震災から14年目を迎え、地元の復興を支えるための一環として行われているものです。

開発の背景

富岡町は震災後、『復興』の象徴とも言える新たな特産品の開発に力を入れています。その中心には、土木業を営むサン・クリーンの髙橋雅裕社長がいます。彼は、地元の特産物を利用して町を活性化したいとの想いから、2020年にパッションフルーツの栽培を始めました。この果実は、南国の風味と豊かな香りを持ち、富岡町にはピッタリの特産品として注目されています。

「スイーツ甲子園」との連携

今回の企画は、福島県のスイーツ作りのコンテスト「スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップ」とも深く関わっています。このコンテストは、高校生を対象に県内産の果物を使ったレシピを募り、その中から選ばれたレシピでチョコレートが開発されます。特に、いわき市の魚メヒカリにインスパイアを受けた「めひかり“果実”チョコ」は、ビターチョコレートの中にパッションフルーツのキャラメルを包み込んだ一品です。カカオ58%のチョコレートと甘酸っぱいパッションフルーツが融合した、絶妙なハーモニーを楽しむことができます。

試食発表会の詳細

試食発表会では開催当日、先着100名にこの新しいお土産品の試食が提供されます。さらに、限定販売される50箱（1箱10個入り、1,593円）もお楽しみいただけます。出席者には、いわきチョコレートの社長やパティシエ、料理研究家が名を連ねており、各自のこだわりや開発への想いを語ってくださることでしょう。

地元食材を生かした今後の展望

地元のパッションフルーツを使用したこのチョコレートは、新たなスイーツ文化の発信基地になることを期待されています。また、富岡町をはじめ、周辺の町々が展開する他の特産品とともに、地域全体の魅力を高めることに貢献できると考えられています。例えば、大熊町のキウイや楢葉町のサツマイモなどもスイーツ甲子園での新メニュー開発に利用され、福島の美味しさを広める一翼を担っています。