テクニケーションとSeeD、合併新会社設立の発表
株式会社テクニケーションと株式会社SeeD、両社は2029年の新規株式公開(IPO)を視野に入れ、2026年2月を予定として合併することを決定しました。新たに「株式会社テクニケーションシード」という名称のもと、両社の強みを結集させた新しいエンジニアリング企業が生まれるのです。
合併の背景
近年、IT業界においてAI技術や技術革新が進む中、エンジニアに求められるスキルや市場環境は変わり続けています。この背景には、持続的な成長と社会への価値提供を目的として、企業の規模や経営基盤、ガバナンスを強化する必要性があると判断されたことがあります。両社はその解決策として、対等の立場での合併を選びました。
それぞれの企業の強み
テクニケーションは、業界内での高い認知度と採用力を誇り、SES(システムエンジニアリングサービス)領域での成長実績があります。一方、SeeDはデータドリブンな経営基盤を持ち、Salesforceを活用した業務管理に優れています。これらのリソースを組み合わせることで、合併後の企業は更なる成長スピードと競争力を獲得できると期待されています。
合併後の会社概要
- - 会社名: 株式会社テクニケーションシード
- - 合併時期: 2026年2月(予定)
- - 役員体制:
- 代表取締役会長:高橋 俊介
- 代表取締役社長:西田 拳
- 取締役:貫井 健
- 取締役:木村 博
この新しい企業では、特に技術的知見を持つエンジニア出身の取締役が3名在籍することで、経営判断に技術的視点を反映させる体制を整えます。また、両社のメディア露出を活かした高い認知度が、安定した採用基盤につながっていくでしょう。
合併によるシナジー効果
合併によってエンジニアへ提供する価値も増します。具体的には、両社の取引先や案件の増加により、キャリア選択肢が広がり、顧客基盤の拡大による単価向上も期待されます。また、Salesforceに蓄積されたデータを活用した透明性の高い評価制度が導入される予定です。
IPOに向けた基盤強化
両社は既に各種認証や正式な資格の取得を行っており、適切な経営管理体制が整っています。合併を契機に、IPOに向けたガバナンスや内部管理の強化を進め、変動する経済環境にも耐え得る企業体制の構築を目指します。
今後の展望
新会社では、AI時代のエンジニアに必要なスキルと基礎的なエンジニアリング力の両方を重視し、社会から求められるエンジニア集団の形成を目指します。また、大企業ならではの社会的インパクトを通じて、IT業界全体の価値向上にも貢献する方針です。
お問い合わせ
新会社に関する詳細については、株式会社テクニケーションまたは株式会社SeeDの公式ホームページをご覧ください。質問や問い合わせは、テクニケーションシードの広報担当までお気軽にどうぞ。