フォレストデジタルの挑戦と変革
目まぐるしく変わるビジネスの世界で、フォレストデジタル株式会社が大きな注目を集めています。北海道十勝を拠点にする同社は、日経クロストレンドの「未来の市場をつくる100社【2026年版】」と東洋経済新報社の「すごいベンチャー100 2025年最新版」の2つの名評判に同時に選出され、業界内外での声が高まっています。
フォレストデジタルが開発したイマーシブ空間プラットフォーム「uralaa(ウララ)」は、まさに革新的。生活空間をメディア化し、誰もが体験できる新たな価値を生み出すことを目指しています。この技術を駆使して、災害の多い日本国内での新しいエンターテイメント体験を実現するための取り組みが進められています。
新しいスタイルのイマーシブ体験
2025年の初頭から、フォレストデジタルはイマーシブ・ライブ中継の分野での挑戦が始まりました。特に印象的な出来事として、10月5日にスポーツチャンネル「DAZN(ダゾーン)」と協力し、茨城県のメルカリスタジアムで行われた明治安田J1リーグの試合を、約500km離れた大阪の関西万博会場でパブリックビューイングとして実施しました。「DAZN Immersive LIVE Viewing by uralaa」と名付けられたこの取り組みは、観客から「スタジアムにいるかのような迫力が感じられた」と好評でした。
さらに、8月13日には、十勝の夏の風物詩、第73回勝毎花火大会を東京の白金ショールームにおいて生中継。参加した皆さんからは「東京で十勝の花火を見ることができて感動した」との声が寄せられ、多くの人々に新しい体験価値を提供しました。
大阪・関西万博への影響
大阪・関西万博では、デジタル森林浴をテーマにした「uralaa」の展示を行い、自然とテクノロジーの融合体験を提供。特に注目されたのが、大阪ヘルスケアパビリオンでの導入です。この努力により、観光やウェルビーイングの領域においてもシフトし続けています。
「uralaa」ショールームの発展
また、東京都港区白金に新たにオープンしたショールームでは、四畳半の余韻に浸ることができる「uralaa yojo-han」と未来の公園を体感する「uralaa park」を通じて、様々なイマーシブ体験が提供されています。いずれも事前予約制で、法人向けの導入検討も可能です。
CEO 辻木勇二のメッセージ
代表取締役CEOの辻木勇二氏は「これまでに無い『包まれる体験』を皆さんに感知してもらうことができました。この選出は私たちの挑戦が評価された結果だと考えています」とコメントしており、今後の展開にも大きな期待が寄せられています。
未来を見据えるフォレストデジタル
フォレストデジタルは、今後もイマーシブな体験を日常空間へ拡大していく計画です。医療、教育、福祉など、様々な分野での導入が進む中、2025年にはさらに新しいサービスもスタートします。世界初のイマーシブ映像のライブ配信技術が、スポーツや地域イベントを通じて、より多くの人々に新たな「特等席」を提供し続ける予定です。
今、フォレストデジタルの動向から目が離せません。この新しい時代の映像体験が、どのように私たちの生活を変えてゆくのか、引き続き注目していきたいと思います。