新たな減災の試み
2025-01-15 10:53:18

NHKスペシャルで紹介!減災ソリューションズの新たな取り組みとは

災害時の新たな連携を学ぶ「共助訓練」とは



2025年1月17日、阪神・淡路大震災から30年を迎える特別な日に放送されるNHKスペシャル「映像記録 阪神・淡路大震災 -命をめぐる30年の現在地-」では、株式会社減災ソリューションズが開発した「Rescue Training Module™」を用いた初の「共助訓練」が取り上げられます。この取り組みは、大規模地震による被害を減少させるため、新たな救助技術を提供します。

「Rescue Training Module™」は、現場の危険性を安全に再現できるモジュールです。倒壊家屋の状況を想定した環境で、救助のための指導が行われ、警察や消防、自衛隊などの専門機関に加え、地域住民や消防団も参加可能な訓練が実施されます。この訓練により、迅速かつ安全な救助活動を行えるためのスキルと知識を地域全体で向上させることが目的です。

減災への30年の歩み



「Rescue Training Module™」の開発に至るまでには、実に30年の歴史があります。減災ソリューションズの代表取締役社長である加古嘉信氏は、1995年の阪神・淡路大震災を体験し、その教訓を基に救助の専門家としての道を歩み始めました。加古氏は京都府警察に勤務した後、災害救助訓練に従事し、さらには全国初の災害救助訓練施設の設計にも関わりました。このような経験を経て、2024年5月に株式会社減災ソリューションズを設立し、さらなる災害対策の研究開発に取り組んでいます。

熊本県での初の共助訓練



昨年12月14日には、熊本県菊池郡菊陽町にて初の共助訓練を実施しました。この訓練では、参加者が二次災害を防ぐための安全管理や、身近な資材を使った救出法を学びました。約4時間にも及ぶプログラムで、多くの参加者が熱心に訓練に取り組む姿が印象的でした。

この訓練の模様はNHKスペシャルで放送され、災害時における地域との連携の重要性が広く知られることになるでしょう。標題の共助訓練は、ただの技術研修に留まらず、地域の絆や協力の礎を築く重要な機会です。

未来への展望



減災ソリューションズは、「ひとりでも多くの命とくらしを守る」ことを理念に掲げ、技術革新だけでなく、減災意識の向上に努めています。この企業が展開する「Rescue Training Module™」は、今後も全国各地での訓練に役立つと期待されています。

阪神・淡路大震災を乗り越えての30年間、数多くの教訓が得られました。これからも、更なる技術の発展と地域での連携を重視し、多様な資格を持つ人々が協力することで、災害に強い社会を築けるよう努めていくことでしょう。ぜひ、NHKスペシャルを観て、減災ソリューションズの取り組みを知ってください!

番組情報


  • - NHKスペシャル「映像記録 阪神・淡路大震災 -命をめぐる30年の現在地-
  • - 放送日時:2025年1月17日 午後10:00〜午後10:55
  • - 公式サイトNHK公式ページ

減災ソリューションズは、今後も地域と共に進んでいくことを目指しています。


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