環境月間に参加！ペットボトルキャップ回収で子どもたちを救おう

毎年6月は、環境月間として環境に関する活動が全国各地で行われます。その一環として、「認定NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会」（JCV）では、今年も「#キャップアクション」キャンペーンを実施します。これは、ペットボトルキャップを通じて環境保護と途上国の子どもたちへのワクチン支援を行う素晴らしい取り組みです。

「#キャップアクション」キャンペーンの概要

今回の「#キャップアクション」キャンペーンは、2025年6月1日から6月30日までの1ヶ月間にわたり行われます。参加方法は至ってシンプル。InstagramやX、Threadsでペットボトルキャップに関する写真や動画をハッシュタグ「#キャップアクション」と共に投稿するだけです。1投稿されるごとに、途上国の子どもたちに1人分のワクチンが寄付されます。

昨年は11,266件の投稿が集まり、多くの子どもたちにワクチン支援が届けられました。今年はさらに参加の幅を広げ、最大限の協力を促しながら、多くの方が気軽にこの活動に関与できる環境を整えています。加えて、協賛企業も多数参加しており、多様な側面からサポートされています。

社会貢献としてのダブルの効果

ペットボトルキャップの回収を通じて、環境保護への貢献だけでなく、途上国の子どもたちを守る重要な役割も担っています。感染症の流行から彼らの命を守るため、JCVの活動は2005年から始まり、現在では全国で86社107拠点が協力しています。

懐かしい思い出や美しい景色が詰まったペットボトルキャップを単なるゴミとして捨てるのではなく、子どもたちの未来を支える大切な資源として捉えることが大切です。この取り組みを通じて、2024年には約15億個のキャップが回収され、ポリオワクチンとして150万人以上の子どもたちに必要な支援が届いています。

ワクチンの重要性と現実

ワクチン接種の機会を得られずに命を奪われる子どもたちの現実は悲惨です。毎日、約4,000人の子どもたちが感染症により命を落としています。細菌やウイルスによる脅威は途上国では現実的な問題であり、私たちの支援が必要とされています。1人分のワクチンは、一回の接種で得られる健康を数十年にわたって保障する重要なものであり、その価格はわずか20円から280円程度です。

JCVは、このような背景のもと、UNICEFや各国の保健省と連携し、1994年の設立以来、多くの子どもたちにワクチンを届けてきました。2024年には、ミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツに約1億2,300万円分の支援を行いました。これは全て皆さまのご支援によるものです。

参加を呼びかける

JCVでは、今後のキャンペーンに向けて広く参加を呼びかけています。ペットボトルキャップを通じて、環境保護の活動に関与しつつ、社会貢献にもつながるこの活動に、ぜひ参加してみてください。貴方の一歩が、未来を変える力になります。たくさんの方々の参加を心よりお待ちしております。詳しくは、こちらの特設ページでご確認ください。