売れるネット広告社グループが中国市場に進出、ADWAYSの子会社を取得

売れるネット広告社グループ、ADWAYSの中国子会社を完全子会社化

売れるネット広告社グループ株式会社（証券コード9235、以下「売れるネット広告社」）は、このたび、アドウェイズグループの中国子会社である「ADWAYS CHINA」と「ADWAYS ASIA」の株式を取得する基本合意書を締結したことを発表しました。この動きは、世界最大のEC・SNS市場である中国に本格的に進出し、さらなる成長を目指すための重要なステップです。

1. 株式取得の概要

売れるネット広告社は、年間取扱高約36億円を誇るADWAYS CHINAとADWAYS ASIAを完全子会社化することで、デジタルマーケティングの強化を図ります。これにより、ブランド広告主やアプリ開発者向けに、マーケティング支援を充実させることができるようになります。

アドウェイズ中国子会社は、これまで中国市場において成功している運用ノウハウを持ち、多くのブランド広告主やアプリ開発者向けにデジタルマーケティング支援を提供してきました。これに売れるネット広告社が築いてきた「最強の売れるノウハウ®」を融合することで、より広範で高付加価値なマーケティングサービスを提供できるようになるでしょう。

2. 成長戦略とシナジー効果

売れるネット広告社は、ダイレクト・ツー・コンシューマー（D2C）およびeCommerce（EC）事業にフォーカスしており、日本市場での成功を背景に、中国向けの越境ECやSNSを活用したマーケティング支援をさらに強化します。具体的には、広告のクリエイティブ制作から運用、さらにはデータ分析や最適化まで、一貫したサービスを提供する体制を整えます。

また、アプリ広告分野にも本格的に参入する計画もあり、ユーザー獲得から効果測定、さらに課金促進までをトータルで支援することができるようになります。これにより、広告主やサービス提供者に対して多様なマーケティング支援が可能となることが期待されています。

3. 中国市場への本格進出

この株式取得により、売れるネット広告社は、中国という巨大市場において確固たるビジネス基盤を築くことになります。年間取扱高が36億円規模に達することから、企業としての安定性と収益性を高め、ますますの成長が期待されます。

さらに、今後はアドウェイズグループとの協業も視野に入れ、テクノロジーやメディアネットワークを活用した新たな商品開発や共同プロモーションを展開し、海外での売上比率アップを目指します。

4. 最後に

売れるネット広告社グループの今回の投資は、数少ない国内企業によるグローバル市場への積極的な挑戦として注目されています。中長期的には、企業価値や株主価値の向上を目指しつつ、世界でのプレゼンスを強化していく計画です。これにより、日本を代表する企業としての地位を一層確固たるものにしていくことでしょう。

本件に関する詳細情報は、随時売れるネット広告社の公式サイトやプレスリリースにて公開される予定です。注目の企業の動向から目が離せません。