株式会社トライアイズ、2024年度決算を発表
2025年2月14日、株式会社トライアイズ(4840:東証グロース市場)が2024年度の連結決算を発表しました。2024年12月期の売上高は961百万円、営業利益は51.1%という好成績を記録し、4期ぶりに黒字化を実現しました。
一方、2025年度に向けた業績予想では、売上高は2,882百万円、営業利益は166百万円、当期純利益は358百万円と、前年から大幅な成長が見込まれています。
事業の柱と地域貢献
トライアイズは、現在、「投資事業」「建設コンサルタント事業」「ファッションブランド事業」の3つの主要事業を展開しています。いずれの事業においても、地域社会との連携を深め、地方創生への貢献を目指す姿勢を貫いています。
特に「投資事業」では、沖縄における全室プライベートプール付きコンドミニアムプロジェクトが注目されています。このプロジェクトは新たな収益源となるべく進行中で、第一期工事として20室の着工が2025年1月25日に始まり、2025年秋には完成予定です。
建設コンサルタント事業の役割
「建設コンサルタント事業」では、新たに発生した能登半島地震への復興支援活動に積極的に参加しています。防災・減災の観点から、港湾や河川、ダムなどの水系インフラの復興事業に関与し、地域の安全を支える取り組みを強化しています。
ファッションブランド事業の展開
「ファッションブランド事業」においては、濱野皮革工藝(HAMANO)が長野県御代田町との協働プロモーションを通じて、ふるさと納税の返礼品として製品を提供しています。また、CLATHASブランドでもSNSを活用したプロモーションを展開し、ブランド価値の向上に努めています。
今後の展望
株式会社トライアイズは、2025年度も引き続き成長を目指し、戦略的な投資と地域貢献を両立させる姿勢を貫いていく考えです。各事業の進展がもたらす企業価値の向上に期待が寄せられています。今後ともトライアイズの動向から目が離せません。