中学生が挑む起業家精神!筑波市「TSUKUBA起業ゼミ」開催
筑波市で、中学生を対象にした起業をテーマにしたプログラム「TSUKUBA起業ゼミ」が実施されます。主催は、起業家教育プログラムに特化している株式会社ガイアックス。筑波大学とつくば市の連携により、3年連続で開催の運びとなりました。
このプログラムでは、参加者が自らの身の回りの困りごとを確認し、その解決策を探ることを通じて、アントレプレナーシップを育むことを目的としています。アントレプレナーシップとは、様々な環境や困難に挑戦する精神であり、近年では起業家だけでなく、多くの人に必要とされる重要なスキルです。
プログラムの詳細
このプログラムは、2026年1月から3月にかけての5日間の日程で行われます。各日のプログラムは以下のように予定されています。
DAY1: 課題発見と情報収集
最初の日には、参加者が解決したい課題を見つけ、その課題についてインタビューを行うための準備をします。この過程で、起業が困りごとを解決する手段であることを認識してもらいます。
DAY2: アイデアの整理と商品・サービスの考案
参加者は、インタビューから得られた情報を基に課題解決のためのアイデアを考え、具体的な商品やサービスのマネタイズ法を検討します。
DAY3: プロトタイプ制作
考案したアイデアを試作品に落とし込み、実際に市場に受け入れられるかを検証します。ここでの学びを基にピッチの準備も行います。
DAY4: 予選ピッチ
参加者はグループごとに自ら考案した商品・サービスについてプレゼンテーションを行います。この中から、最終日の決勝ピッチに進出する代表者が選ばれます。
DAY5: 起業家による基調講演と決勝ピッチ
この日の最後には、実際に挑戦を続ける起業家からの講演が予定されており、参加者はその後、起業家や支援者の前で最終プレゼンテーションを行います。
参加対象と申し込み方法
参加するのは、中学1年生から3年生まで。定員は30名で、希望者が定員を超えた場合には抽選が行われます。参加費は無料で、申し込みはオンラインフォームを通じて行うことが可能です。締切は2025年12月21日です。
参加者の声
昨年度の参加者からは、「みんなで協力して意見を交換することの重要性に気づいた」との感想や、「商品を考えるのが面白かった」との声が寄せられました。また、保護者からは「立派なアイデアを見学できて驚いた」との好評もあがっています。
講師陣とゲスト
プログラムには、起業家教育に実績のあるガイアックスのスタートアップスタジオ事業部が講師として参加し、最終日には実際に成功している起業家が基調講演を行います。
起業を目指す中学生にとって、このプログラムは貴重な体験となるでしょう。興味のある学生はぜひ申し込みをお勧めいたします!