画期的な低圧系統用蓄電池「GREEN CHORD」のスタート
「GREEN CHORD」が切り開く新たなエネルギーのカタチ
グリーンエナジー&カンパニーは、低圧系統用蓄電池「GREEN CHORD」を2026年9月8日より提供開始します。この商品は、EPC各社の施工現場が直面している課題を解決し、低圧蓄電所事業に参入したい事業者にとっての障壁を取り除くことを目的としています。具体的には、機器や施工に必要な部材をパッケージ化し、現場での試験や設定の手間を大幅に削減しました。これにより、EPC各社は、工数を削減することができ、効率的な施工が実現します。
重要な知見と背景
「GREEN CHORD」の提供は、2026年4月施行の制度改正を背景としており、連系出力50kW未満の低圧リソースが電力市場に参加できる新たな時代の到来を意味しています。この制度変更により、以前は大規模な高圧案件が主流だった蓄電池市場に中小事業者や地主が参入する機会が広がります。ただし、需給調整市場の最低入札量が1,000kWである一方、連系出力50kW未満はその約20分の1。このため、機器を設置するだけでは事業が成立しないという課題が存在します。
低圧での採算性を高める工夫
グリーンエナジー&カンパニーでは、住宅事業で培ったノウハウを生かし、採算性の難しさをクリアしています。「GREEN CHORD」は、あらかじめ規格化された部材パッケージを提供することで、従来のように個別に機器を調達する必要がなく、現場に到着した際にはすぐに据え付け作業にかかれる状態を実現しています。具体的には、出荷前に模擬試験や通信設定を行い、各種部材を適切に加工することによって、現場での手間を少なくしています。
EPC業者にとってのメリット
具体的な導入メリットは、以下の5つが挙げられます。
1. 出荷前に模擬周波数試験が実施され、現場初動の確認が不要になります。
2. EMSの通信設定が済んだ状態で出荷されるため、設置後にネットワーク設定作業が必要ありません。
3. 配線材が加工済みで同梱されるため、現場での切断や圧着作業が不要です。
4. 納入は当社が荷降ろしまで対応するため、現場での人手を減らせます。
5. アグリゲーションおよびO&Mをパッケージにし、運用・保守の委託先を探す必要がありません。
安定した運用体制と保守サービス
グリーンエナジー&カンパニーでは、機器供給、運用・保守、そして市場運用を手がける3つの100%子会社を活用したシナジーを形成しています。これにより、稼働後の15年から20年にわたる運用・保守を一貫して行い、顧客に安心感を提供します。また、2027年から適用されるサイバーセキュリティ要件にも対応しており、安全性の確保にも注力しています。
未来への展望
「GREEN CHORD」の取り組みは、再生可能エネルギー分野への新たな挑戦の第一歩です。今後は、他の再エネソリューション商品の開発を進め、市場の構造変化に柔軟に対応していくことを目指します。また、同社は既存の住宅用蓄電池との連携や経済的な需要抑制戦略にも取り組んでおり、より多くの中小事業者や地域がエネルギー市場に参入できる環境整備を推進しています。
展示会情報
「GREEN CHORD」は、2026年9月9日から11日まで幕張メッセで行われる「サステナブル経営WEEK【秋】2026」に出展し、その具体的な運用方法についても紹介予定です。興味のある方はぜひご参照ください。