桑田卓郎の「窯上げうどん」展が麻布台ヒルズで開催中
2025年1月25日(土)から、麻布台ヒルズに位置する「Gallery & Restaurant 舞台裏」で、広島県出身の陶芸家・桑田卓郎による展覧会「窯上げうどん」が始まりました。この展覧会は、陶芸を通じて食の楽しみも提供するユニークなイベントです。陶芸作品に触れながら、実際にその作品を使用してうどんを味わう体験ができます。
桑田卓郎は、多治見市を拠点に活躍する陶芸家で、1300年以上の歴史を持つ美濃焼の伝統を基にした独自のかたちや模様を持つ作品で知られています。彼の陶芸は、世界各国の美術館に収蔵されており、ファッションブランドとのコラボレーションでも高く評価されています。
展覧会の「窯上げうどん」というテーマは、桑田が以前配くだけたうどんを作る機械にヒントを得たことがきっかけです。展覧会では、陶芸の道具と調理器具の融合を探求する試みとして、うどんを振る舞うパフォーマンスも行います。桑田の代表作である梅花皮の技法を用いた作品と、彼が手掛けるクラフトライン「く」による道具も展示されており、アートと食がどのように結びついているのかを感じることができます。
実際に食事体験もあり、平日と週末に分かれた特別イベントが設けられています。平日はレストランスペースで試食ができ、土日はギャラリースペースでの体験が楽しめます。試食は予約不要ですが、売り切れ次第終了となるため、早めの訪問がおすすめです。また、平日ディナータイムには箱石シェフによる特別なフルコースも楽しむことができますが、こちらは事前予約が必要です。
うどん試食体験
1.
平日限定
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日時:火曜から金曜、12:00-15:00(L.O 14:30)
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価格:¥1200(税込)
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場所:レストラン客席
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予約:不要
2.
土日限定
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日時:土曜12:00-20:00、日曜12:00-18:00
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価格:¥1600(税込)
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場所:展示スペース内
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予約:不要
3.
平日ディナー限定
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日時:火曜から金曜、19:00スタート(完全予約制)
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価格:¥20,000(税込)
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参加条件:2名以上からの予約、1名でも相談可
このように、桑田卓郎の作品と共に体験できる食事イベントは、陶芸だけでなく、文化や食の重要性を再認識させてくれる貴重な機会です。日常生活の中でアートを感じられるこの空間は、多くの人々に新たなインスピレーションを与えてくれることでしょう。
展示の詳細
展覧会は2025年3月16日(日)まで開催されており、営業時間は火曜から日曜までの11:00から20:00となっております。場所は麻布台ヒルズの地下1階にあり、東京メトロ日比谷線の神谷町駅からも1分ほどのアクセスで便利ですみ。
ぜひ、アートと食の新たな出会いを体験しに足を運んでみてください。