下着の新しい循環をM'DREAが創造する
国産ランジェリーブランド「M'DREA(マドレア)」が、2025年7月12日から再び行う「ECOキャンペーン」は、使用済みのブラジャーを寄付することで必要な方に届ける取り組みです。このキャンペーンの背景には、「まだ使えるが捨てがたい」という多くの女性たちの声があります。
使わない下着が捨てられる理由
「サイズが合わない」「一度しか着用していない」「まだきれいなのに」。こうした理由で不要な下着が廃棄される現状が存在します。調査結果によると、日本の女性の61%が「下着を捨てるのが惜しい」と感じているとのこと。しかし、一度でも着用した下着は再販できず、フリマアプリでも取り扱えないため、大半が捨てられてしまうのです。
支え合う循環を生み出すM'DREA
M'DREAはこの問題に対処し、2024年にECOキャンペーンをスタートしました。その結果、800点以上のブラが集まり、途上国や被災地へ寄付。この下着の寄付は、ただの衣服ではなく、女性たちの生活や健康を支える重要な役割を果たします。
寄付された下着は、感染症や肌トラブルの予防逸材としても機能し、女性たちの尊厳を保つ大切なものなのです。寄付先NPO法人「ワールドギフト」では、実際に下着が不足しており、これを通じて多くの女性の生活環境が改善されていることが報告されています。
新たな価値の創造
M'DREAのECOキャンペーンでは、リユースだけでなくリサイクルも視野に入れ、廃棄されるはずだった下着に新たな価値を与えています。2024年度には751点のブラが集まり、丁寧な仕分け作業を経て、多くの女性たちに届けられました。この取り組みを通じ、ただの不要品が他者の自信に繋がるという新たな視点を提供しています。
参加と協力の呼びかけ
2025年度も同様に、「マドレア銀座店での店頭回収」に加え、全国から参加可能な「おウチでECOキャンペーン」を開催します。これは自宅から寄付ができ、状況に応じて他ブランドのブラも受け付けられます。このようにして、捨てられずに眠る下着が新たな循環を生む活動に参加可能なのです。
もう使わなくなったブラジャーはありませんか?サイズが合わない、まだ状態が良いものなど、ぜひM'DREAのECOキャンペーンにご協力をお願いします。
ECOキャンペーン概要
- - 名称: M'DREA夏のECOキャンペーン2025
- - 期間: 2025年7月12日~2025年8月31日
- - 対象品: ブラジャー(M'DREA製品以外も可)
- - 参加方法: 銀座店持ち込み、おウチで寄付
- - 寄付先: NPO法人「ワールドギフト」
- - 寄付特典: 寄付個数に応じてM'DREAで使えるチケットプレゼント
さらなる展望に向けて
M'DREAは、単なるランジェリーの提供に留まらず、下着の社会的役割や持続可能な選択肢を追求し続けています。「売れないけど捨てたくない」という女性たちの想いを大切にし、沈んでいた下着に新たな価値を見いだす。この取り組みが、誰かの安心へとつながる優しい選択肢となりますことを目指しています。私たちの選択が、世界の女性たちの笑顔をつくり出す一歩につながるように、これからも誠心誠意努めてまいります。