インドネシア・ハサヌディン大学が岡山大学を訪問
2025年2月26日、岡山大学にインドネシアのハサヌディン大学からAdi Maulana副学長を含む訪問団がやって来ました。この訪問は、両大学の長年にわたる交流の礎をさらに強固なものにする目標がありました。
表敬訪問の背景
岡山大学とハサヌディン大学は、2007年に大学間協定を締結。その後、真庭市とマカッサル市との都市間連携事業に触発され、研究者の相互受け入れが進められました。このような交流が徐々に形になり、今回の表敬訪問の機会を創出しました。
会談の内容と意義
訪問団一行は、岡山大学での会議に参加。那須保友学長と三村由香里理事と共に、出席者は教育学や文明動態に関わる多くの教授陣で構成されました。会議では、Maulana副学長が岡山大学とのこれまでの交流の成果を共有し、今後の連携を強化していく意向を表明しました。
これに対し、那須学長は文部科学省の「地域中核・特色のある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」について話し、教育と研究におけるさらなる交流を図ることを伝えました。これは、特に双方の大学が持つ専門性を活かし、国際的な研究・教育の場を広げることを目的としています。
今後の展望
インドネシアとのさらなる連携は、教育面だけでなく、文化や学術の分野でも期待されています。岡山大学は地域的な中核として、また世界にその名を知らしめる研究大学としての位置付けを一層強化していくことでしょう。アジア圏からの学生の受け入れを増やし、多文化共生の教育環境を整えることも、その一環です。
今後、具体的には共同研究や学生交流の拡大が考えられ、一層のインターナショナル化が期待されます。
最後に
この訪問を機に、岡山大学とハサヌディン大学との深い交流が進展することが期待されます。岡山大学の取り組みに是非ご注目ください。国際的な教育環境の整備は、未来の学生たちに新たな学びの機会を提供し、世界の舞台で活躍できる人材を育成するための重要な一歩となるでしょう。