TOKYO農業フォーラム2025
2025-08-25 14:36:53

都市農業の未来を支える「TOKYO農業フォーラム2025」が開催されました

環境に配慮した都市農業の「TOKYO農業フォーラム2025」が初開催



東京都はこの度、環境に優しい農業とエシカル消費について議論する「TOKYO農業フォーラム2025」を開催しました。このイベントは、消費者と生産者が直接交流しながらエコ農業の大切さを認識するための貴重な場となりました。

開会の挨拶


フォーラムのオープニングには、松本明子東京都副知事が登場。彼女は「東京都エコ農産物」という、化学合成農薬の使用を減らした農産物の認証制度について説明しました。さらに、今秋に都心部でその農産物をPR販売する拠点が開設されることも発表され、参加者たちの関心を集めました。加えて、農林水産省の笹川博義副大臣も来賓挨拶を行い、環境に優しい農業の推進が全国に良い影響を与えることを期待したと述べました。

基調講演


続いて俳優であり企業家の小林涼子氏が、「東京に生きる私たちが育む未来〜エコな農産物と都市農業のちから〜」というテーマで基調講演を行いました。彼女は学生時代からの経験を元に、農業や食の重要性への認識を話し、都市型農業の楽しさと挑戦について力強く述べました。参加者に向けて、エコ農産物の認知度向上が求められていることを呼びかけ、会場全体が一体となる瞬間を作り出しました。

トークセッションとセミナー


フォーラムでは、「エコな農業が創るエシカルな東京」というテーマでトークセッションが行われ、農業者、料理人、流通の専門家、そして学生それぞれの立場からの体験と意見が共有されました。彼らの意見交換は、農業が持つ魅力とともに、課題解決への道筋を模索する内容となりました。

また、実践セミナーでは、埼玉県の小川町において有機農業を行っているグループが取り組みを紹介。地域資源を活かした持続可能な農業の実例に、参加者からは真剣な眼差しが向けられました。

展示と販売ブース


フォーラムの目玉の一つは、多様な企業や団体による取組の紹介や農産物の販売です。東京都が推進する「東京都エコ農産物認証制度」や、「新東京都GAP認証制度」など、持続可能な農業を支援する取り組みが展示され、多くの参加者が関心を示しました。農林水産省の「みえるらべる」の紹介や、江戸東京野菜の展示も行われ、来場者に新しい発見を提供しました。

このように、「TOKYO農業フォーラム2025」は、エコ農業やエシカル消費に対する期待を高め、持続可能な農業の未来を考察する絶好の機会となりました。今後もこうした取り組みが都内外で広まり、持続可能な社会に向けた一助となることが期待されています。


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