扇の舞、東京初公開
2025-09-17 14:09:36

松屋銀座100周年記念「ファンファーレ 扇の舞」を体感!日本のテキスタイルの魅力が満載

松屋銀座での特別なインスタレーション「ファンファーレ 扇の舞」



松屋銀座の開店100周年を祝い、2025年10月2日から11月3日まで、東京での初披露となる須藤玲子とアドリアン・ガルデールが手がけるテキスタイルインスタレーション「ファンファーレ 扇の舞」が公開されます。本展は、日本の優れたテキスタイルデザインをスリル満点に感じさせる機会であり、期間中、来場者はその美しさを存分に堪能することができます。

展示の魅力



このインスタレーションは、松屋の「地域共創」プロジェクトの一環で、全国各地の職人と共に制作されたNUNOのテキスタイルを基にしたものです。特に徳島の「BUAISOU」を含む10府県の技術とこだわりが生かされ、特製の扇が松屋銀座の象徴的な吹き抜け「スペース・オブ・ギンザ」を彩ります。インスタレーションは、高さ約25メートルの空間を活用して、見る者を魅了する大胆なデザインが施されています。

さらに、会場内では他にも「さわって布」のコーナーを設け、実際に布に触れることができる体験型の展示が展開されます。ここでは、各地の伝統技術がどのように形作られているのかを知ることができます。また、映像コーナーでは、布づくりのその過程を映し出した映像作品が上映され、来場者は日本の繊維文化をより深く理解することができるでしょう。

「扇の舞」の背景



須藤玲子が主宰するNUNOは、日本各地の染織文化を強調しながら、新しいテキスタイルデザインを追求してきました。「扇の舞」は、彼女の代表作の一つであり、日本の優れた染織技術を広めるために開発された作品です。アドリアン・ガルデールが手掛ける展示デザインは、2017年にワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ舞台芸術センターで発表され以来、多くの場所で愛されています。

本作品は、祝いの象徴としての「すえひろがり」からインスピレーションを受けており、展示が行われる松屋銀座の特別な空間でその魅力を体現します。これにより、訪れる人々は伝統と現代が交わる場を通じて、日本のクラフトマンシップの素晴らしさを体感することができます。

BUAISOUとのコラボレーション



特筆すべきは、徳島のBUAISOUとの新たなコラボレーションです。BUAISOUは、藍の栽培から染色まで一貫して行う職人集団で、松屋のシンボルである「松鶴」をデザインした扇の一部を制作しました。この共創により、アストリのテキスタイルブランド「BUNO」が誕生し、単なる展示を超えて、地域の文化と技術が相互に影響し合う様子が見て取れます。

まとめ



松屋銀座100周年を祝う「ファンファーレ 扇の舞」は、日本の優れた染織文化を感じることができる貴重な機会です。作品が生き生きと彩る空間で、皆さんもぜひ日本の文化の奥深さを体感してみてください。入場は無料で、東京の中心で歴史的な展示を楽しめるこの特別な機会を見逃さないでください。


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