楽しむリサイクル体験
2025-10-03 13:50:38

大阪・関西万博で子どもたちが楽しむリサイクル体験開催

大阪・関西万博での環境教育イベント



2025年大阪・関西万博は、資源循環や環境問題に対する意識を高めるための絶好の機会です。その中で、日本テトラパック株式会社が主催した「紙の資源循環体験ワークショップ」は、子どもたちがリサイクルについて楽しみながら学ぶことができる貴重なイベントとなりました。

体験型ワークショップの概要


このイベントは2025年9月27日に大阪・関西万博の北欧パビリオンで実施され、抽選で選ばれた72名の大阪府内の小学生が参加しました。主催は日本テトラパックが行い、一般社団法人SWiTCHとの協力のもと、楽しく学ぶことを目的としています。

プログラムの内容


イベントは、午前、昼、夕方の3部構成となっており、それぞれ異なるテーマに基づいて行われました。司会は一般社団法人SWiTCHの代表理事、佐座槙苗氏が担当。彼女は冒頭で日本テトラパックの企業紹介や紙パックの仕組みについて説明しました。

第1部: リサイクルについて学ぶ

このセッションでは、地球温暖化が引き起こす様々な問題を解説し、資源循環の重要性を指導しました。子どもたちに対して、「紙パックは何からできているのか?」といった問いかけをさらりと交え、実物のトイレットペーパーやノートを使いながら、インタラクティブに展開されました。

第2部: リサイクルを楽しむワークショップ

佐座氏の指導のもと、子どもたちは使用済み紙パックから紙繊維を取り出し、スウェーデンにゆかりのある動物の形をしたキーチェーンを作成しました。この体験を通じて、紙パックが新しいアイテムへと生まれ変わる過程を実感し、リサイクルの楽しさや物を大切にする心を育むことを目的としています。

また、このワークショップ後半では、「日本テトラパックのベルマーク運動」についても紹介され、参加した子どもたちは環境意識を高める新たな学びを得ました。

環境宣言シートの作成

イベントが終わる頃、子どもたちは「自分がリサイクルのためにできること」が書かれた環境宣言シートを記入しました。これにより、学びを行動に移す第一歩を踏み出しました。

子どもたちの参加者からは、「紙パックを再利用して作ったキーチェーンに絵を描くのが楽しかった!」や「リサイクルについて新たに知ったことを、これから学校や家庭で広めたい!」といった嬉しい声が寄せられています。

環境に配慮した記念品


イベント終了後には、参加した子どもたちに、紙パック製のキーチェーンや牛乳パックから再生された紙糸をゆったり使用したミニトートバッグ、さらには、リサイクルされたペーパーナプキンなどが手渡されました。これらの記念品は、環境に負荷をかけない活動を継続していくための素晴らしいコンセプトを体現しています。

未来に向けての思い


日本テトラパックのサステナビリティディレクター、大森悠子氏は、閉会の挨拶で「今日のイベントでは多くの学びを得ました。その中で、皆さんが日常生活に取り入れられる小さな行動が、地球温暖化対策につながります。」と述べ、リサイクルの輪を広げることを呼びかけました。

日本テトラパックの社会貢献


加えて、日本テトラパックは「ベルマーク運動」を通じて、使用済み紙パックの回収・リサイクルによって、環境教育と教育支援の両方に貢献しています。この活動は、子どもたちが持続可能な社会づくりに参加する大切な機会を提供し、環境への意識を高める一助となっています。

2025年には大阪・関西万博が開催され、さらなるリサイクルの取り組みが進むことが期待されています。参加した子どもたちが、地球と持続可能な未来のために何ができるのかを考える良い機会となることでしょう。


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