SB C&S、NTTデータと提携
SB C&S株式会社が株式会社NTTデータと提携し、サーバー仮想化基盤管理サービス「Prossione Virtualization」(プロッシオーネ バーチャライゼーション)の取り扱いを開始した。この契約は国内初のディストリビューター契約となり、最新の技術を活用したITインフラの進化に寄与することを目的としている。
近年のITインフラの変化
近年、ITインフラは技術の進化や利用形態の多様化により大きな変化を迎えている。特に企業においては、システムの柔軟性や拡張性が重視されるようになり、仮想化基盤に対する要件が高度化・複雑化している。さらに、経済安全保障やシステム主権が重要視される中、透明性と信頼性を重視した基盤構築が求められている。
Prossione Virtualizationの特徴
「Prossione Virtualization」は、オープンソースのKVMを基にした仮想化基盤の管理・運用を支援するサービスで、複数の物理サーバー上で稼働する仮想マシンの状態を一元的に可視化し、管理できるのが特徴。このサービスでは、仮想マシンの移動や運用作業が画面操作で簡単に実行できるため、担当者の負担が軽減される。
さらに、2026年3月には新バージョン「Prossione Virtualization 2.0」がリリースされる予定だ。この新バージョンでは、仮想化基盤の新規構築から運用までをGUIで一元的に行うことが可能となり、数十台規模の中小システムでも専門的な技術を持たない担当者でも実行できるようになるという。
効率性を重視した機能強化
「Prossione Virtualization 2.0」は、設計・構築作業の工数を約60%削減することが見込まれている。これまで専門知識が必要とされた仮想化基盤の設計・構築を簡易化し、また仮想マシン移行支援ツールにより、他の仮想環境からの移行時における手動操作の回数を減らせる。これにより、導入作業が大幅に短縮される。
障害時にも業務が止まらないように設計された高可用性構成も提供されており、99.999%の可用性を実現する。
8年間の長期サポート
また、今後提供予定のLTS版を利用することで、8年間の長期サポートを受けられる。このサポートにより、システムの安定稼働が求められる状況でも安心して利用できるメリットがある。
キャンペーン情報
「Prossione Virtualization 2.0」では、2026年2月12日から2027年3月31日までの期間限定で、サブスクリプションを対象としたキャンペーンが実施される。特別価格で提供されるこの機会を利用し、企業はさらに仮想化基盤の導入を検討することができる。
まとめ
SB C&Sは、日本全国の約15,000社の販売ネットワークを活用して「Prossione Virtualization」の導入を促進し、国内企業のITインフラの選択肢を広げていく。これにより、より安定したITインフラの運用を実現し、企業の成長を支援することを目指している。仮想化基盤の導入を検討している企業にとって、有力な選択肢となるサービスである」といえるだろう。