高梁市で進化する子育て支援
岡山県の高梁市が、子育て支援のさらなる充実を図るため、株式会社ミラボが開発した母子手帳アプリやデジタル問診票を導入しました。これにより、妊娠・子育て家庭へのサービスがより一層便利になります。
「mila-e(ミライー)」の導入背景
高梁市は、子育て家庭のニーズを捉えた各種支援策を展開してきましたが、今回は「デジタル田園都市国家構想交付金」を活用し、ミラボの母子健康関連デジタルサービスを採用しました。これにより、子育て家庭が少ない負担で、必要な情報やサポートを得ることができるようになります。
4つの新サービス
1. 母子手帳アプリ「mila-e おやこ手帳」
このアプリでは、高梁市からの情報を年齢に応じてプッシュ通知で受け取ったり、予防接種のスケジュールをAIが管理する機能が搭載されています。加えて、成長記録や健診の内容をマイページに保存でき、従来の紙の手帳に代わる新たな選択肢となります。
各ストアから無料でダウンロード可能です。
また、ブラウザ版も利用でき、スマホでも簡単にアクセスできます。
こちらからアクセス。
2. 乳幼児予防接種デジタル予診票「mila-e 予防接種」
このサービスは、乳幼児向けの各種予防接種の手続きをデジタルで行うことができるもので、必要な情報をQRコードで記録する簡便さが魅力です。高梁市からの案内状に記載されたQRコードでeasyに登録処理が可能です。
3. 乳幼児健診デジタル問診票「mila-e 健診」
乳幼児健診の際は、4か月児から3歳児までの各項目について、問診票をデジタルで作成し、処理することができるため、保護者にとっても便利でスムーズです。こちらもQRコードからの登録で利用できます。
4. オンライン予約サービス「mila-e 予約」
育児相談の予約がアプリを通じて行えるこのサービスでは、必要な情報をインプットすることで、スムーズに予約が可能になります。アプリのトップ画面からアクセスし、mila-e認証アカウントを使用してログインするだけで、利用者情報の登録が完了します。
体型の施策について
高梁市の新サービスは、自然と利用者の手間を省く設計がされています。力を入れている「高梁市こども計画」の基本理念である「こども・若者が自分らしく輝いて成長できる社会」の実現に向け、施設やサービスのデジタル化が進められているのです。
市長の石田芳生氏は、「このデジタル化を通じて、子育て家庭に少しでも余裕が生まれ、より良い時間を子どもと過ごしてほしい」と述べました。保護者が抱える負担軽減にもなるこの取り組みは、今後ますます進化していくでしょう。
まとめ
高梁市の取り組みは、他の自治体に先駆けていくつかの新しいデジタルサービスを導入しました。利用者にとって、ストレスのない育児を実現するために、アプリなどのデジタル化が進むのは大変素晴らしいことです。これからの子育ては、デジタルの力でより一層便利になっていくことでしょう。高梁市にお住まいの方々は、ぜひこの新しい母子保健DXサービスを活用し、より良い子育てライフを楽しんでください。