サステナビリティリーダーのための新たな学びの場「SSBJ分科会」
日本最大級のサステナビリティコミュニティ「Sustainability Leadership Community(SLC)」が、2025年7月より新たに「SSBJ分科会(初級)」を発足させることが発表されました。これは、サステナビリティに関するリーダーたちが知識を深め、実践的な情報を交換するための場です。「サステナをともに」というコンセプトのもと、SSBJ基準への対応をテーマに、全7回にわたって開催されるこの分科会は、企業のサステナビリティ経営を加速させる重要なステップとなります。
SLCとは?
SLCは、サステナビリティを推進する企業や個人、有識者を対象とした無料の登録制コミュニティです。運営するのはBooost株式会社で、その活動の中心には、リアルなイベントやオンラインプラットフォーム「サステナSNS」があります。これらを通じて、参加者同士がサステナビリティに関する最新情報を共有し合い、持続可能な社会を目指すためのリテラシーを高めることを目的としています。
SSBJ分科会の目的
本分科会では、2025年3月に公表されたSSBJ基準に基づき、非財務情報の透明性向上を求められる現場での実務担当者たちが集まり、具体的なケーススタディや課題を共有することができる場を提供します。特に、時価総額5000億円以上のプライム上場企業から参加できるこの分科会は、経営企画部門やIR部門などの担当者にとって、非常に価値のある経験になることでしょう。
分科会の内容
SSBJ分科会は、毎月開催され、参加者には SS BJに関する基本的な知識や実務上の課題を認識する機会が与えられます。また、他社の先進事例を学ぶことで、自社の取り組みに活かす視点も得られます。また、参加者が他社とのネットワーキングを通じて、実践知を共有することも重要な目的としています。これにより、企業内部での情報の言語化が促進されます。
「日本をSX先進国へ」プロジェクト
日本の企業は、サステナビリティ関連の財務情報開示義務化に対して、さまざまな課題を抱えています。この「サステナビリティ2026問題」は、企業が価値を失う危険性を孕んでいます。そこで、Booost株式会社は「日本をSX先進国へ」と名付けたプロジェクトを立ち上げ、実務担当者と経営層の双方に向けた支援施策を展開しています。SLCとこの分科会も、その一環として重要な役割を担っています。
まとめ
「SSBJ分科会」は、企業のサステナビリティを推進するための実践的な知見を深める貴重な機会を提供します。地域の企業が持続可能な経営を実現するために、この分科会に参加することは、他社との情報共有やネットワーク形成の重要な一歩となるでしょう。参加希望の方は、SLCの公式サイトから入会フォームにて申し込みを行ってくださ い。持続可能な未来を共に築くために、ぜひこの機会を活用してください。