コボリンのHineru
2025-02-03 12:32:39

トヨタ自動車が注目するコボリンの革新的ロボット車椅子Hineruの実証実験

トヨタ自動車が注目するコボリンの革新的ロボット車椅子Hineruの実証実験



2025年1月27日、トヨタ自動車株式会社の公式YouTubeチャンネル「トヨタイムズ」で、東京都東村山市に本社を構える株式会社コボリンが開発したロボット車椅子「Hineru(ハイネル)」が特集され、多くの視聴者の関心を集めました。本特集では、2024年に実施された「Mobility for ALL ~移動の可能性をすべての人に~」部門における実証実験の様子を中心に、Hineruの取り組みが紹介されています。

「Mobility for ALL」での取り組み



このプロジェクトは、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金が主催する「Mobility for ALL」コンテストに選ばれた取り組みです。Hineruは、これまでオーダーメイドで製作してきた車椅子の技術を活かし、量産モデルの開発を進めてきました。この改善プロジェクトでは、現行モデルの小型化と軽量化を目標として、より多くのユーザーに向けた製品の実現を目指しています。

実証実験では、量産を視野に入れたプロトタイプが使用され、実際の利用者と共に製品の検証が行われました。実際のシーンでは、車椅子利用者の感想や体験が収録された映像が配信され、より親しみやすさが感じられました。

実証実験の活動内容



実証実験では多岐にわたる活動が行われ、以下のような具体的な内容があげられます。
  • - 自動販売機での操作の実証
  • - 昇降機能を利用した買い物の体験
  • - フェスティバル観覧に合わせた移動体験
これらの活動を通じて、Hineruがどのように日常生活に寄与できるかが実証されました。

開発パートナーとの連携



コボリンの新しいHineruの開発には、多くのパートナー企業の協力が不可欠でした。その一部には、意匠デザインの有限会社znug designの根津孝太氏や、設計デザインのライト・モビリティ設計の水嶋徹氏が参加しています。これにより、デザイン性や機能性の向上と共に生産性も改善された結果が出ています。

トヨタイムズでの特集映像



「トヨタイムズ」では、コボリンのHineruに関する特集映像が公開され、他の企業のユニークな取り組みと共に実証実験の様子が詳細に紹介されています。この映像には、実験に参加した車椅子利用者の声が織り交ぜられ、試験のリアルな体験が垣間見えました。このような情報発信は、今後の発展に向けた貴重なデータとなることでしょう。

今後の展望



Hineruの実証実験を通じて得られたフィードバックを基に量産モデルの開発が進められます。コボリンは「もっと自由に、自分らしい生活を」という理念を胸に、移動と姿勢の自由を求めるすべての人々に向けた製品開発を行います。

株式会社コボリンについて



2007年、株式会社コボリンは「車いす工房 輪(りん)」として創業し、2022年に法人化されました。同社は「もっと自由に。自分らしい生活を。」という理念を掲げ、障害のある方々のニーズに応えるオーダーメイドの車椅子を製作しています。特注の「超電動車椅子」を提供することで、多くの方々の自立した生活を後押ししています。

会社概要


  • - 会社名:株式会社コボリン
  • - 所在地:東京都東村山市野口町2-18-5
  • - 設立:2022年
  • - 事業内容:電動車椅子・座位保持装置のメンテナンス、オリジナル福祉商品開発・販売
  • - ホームページhttps://koborin.com/


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