NEWVIEW FEST 2024
2025-02-20 13:38:24

XRアートとカルチャーの融合を体感!NEWVIEW FEST 2024レポート

XRアートとカルチャーの祭典「NEWVIEW FEST 2024」



2025年2月7日から2月11日まで、渋谷PARCOで開催された「NEWVIEW FEST 2024」。約2000名が来場し、最先端のXRアート作品を体験しました。このイベントはXR表現の探求をテーマにした「NEWVIEW」プロジェクトの集大成であり、アートや文化の新しい可能性を探るものでした。

オープニングパーティの熱狂



オープニングパーティには約260名の来場者が集まり、アーティストたちによるApple Vision Proを使った空間VJパフォーマンスが行われました。アーティストが創り出すデジタルコンテンツと音楽が共鳴し、観客もVJ体験に参加することができる新感覚な空間が展開され、参加者は一体となって楽しんでいました。

NEWVIEW AWARDS 2024の発表



初日のセレモニーでは、国際的に応募された95作品の中から選ばれた優れたアートが紹介されました。特にGOLD PRIZEに選ばれたのは心音と存在を結び付ける『RESORACLE ─ Heartbeat Verification System ─』と、忠犬ハチを題材にしたAR作品『Immersive Novel』の2つ。これらは新しい表現方法として評価されました。

GOLD PRIZEはどう決まったのか



Spatial Computing部門の受賞作『RESORACLE』は、アートとデータを融合する斬新な作品で、多くの審査員から高い評価を得ました。一方、Site-specific AR部門での受賞作『Immersive Novel』は、ARを活用し渋谷の街に新たな物語を生むことに成功しています。これらの作品は、XRの未来を感じさせるもので、観客の心に強く訴えかけました。

次世代の読書体験



滋慶学園の空間コンピューティングカリキュラム成果発表では、グランプリを受賞した『注文の多い料理店XR』がその非言語的なストーリーテリングの魅力で注目を集めました。受賞者にはMITとハーバードビジネススクールの視察ツアーが贈呈されることに。これもまた、次世代のクリエイター育成の一環として評価されています。

ひとり飲み体験の新たな提案



アサヒビールが開発したApple Vision Pro用アプリ「Vision Brew Journey」は、230人以上が体験。その内容は、日常のストレスを忘れさせるもので、ビール缶の挙動を認識し、ユーザーに新たなリラクセーションを提供する仕組みになっています。利用者からは「デジタルデトックス」や「新鮮な体験」といったポジティブな声が多く聞かれました。

文化庁とのコラボイベント



最終日には、文化庁とのコラボでメディア芸術クリエイター育成支援事業の振り返りイベントが開催され、急速に進化するテクノロジーに対応するクリエイターの成長について語られました。アワードの影響を受けた若手クリエイターたちが、このイベントを通じて新たなキャリアの方向を見つけるきっかけとなりました。

まとめ


「NEWVIEW FEST 2024」は、XRアートの可能性を広げるだけでなく次世代のクリエイターたちに新しいアイデアを提供する場でもありました。技術とアートの融合がもたらす未来に期待が高まる中、来年以降のイベントもさらに楽しみです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

画像23

画像24

画像25

画像26

画像27

画像28

画像29

画像30

関連リンク

サードペディア百科事典: Apple Vision Pro NEWVIEW XRアート

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。