安全な情報管理を実現するRunDXの導入
2022年4月に施行された個人情報保護法の改正により、地方公共団体もこの法律の適用を受けることになりました。これに伴い、住民の個人情報を取り扱う自治体にとって、情報の安全な管理や、漏洩時に対応する体制の構築がますます重要な課題となっています。
茨城県南水道企業団もその一つで、個人情報保護法改正への積極的な対応として、株式会社ラネクシーが提供するデバイス制御ソフトウェア「RunDX」を導入しました。このシステムは、USBメモリを利用しながらも、高い安全性を確保できるよう設計されています。
RunDX導入の背景
以前はオフラインで業務を行っていた茨城県南水道企業団では、USBメモリの使用について社内でルールを設けて管理していました。しかし、情報漏洩やセキュリティ上のリスクに対する意識が高まる中で、システムとしての制御が必要であるとの認識が強まり、より安全なツールの導入を検討することになりました。
そこで選ばれたのが、全国の自治体で高い実績を持つRunDXです。トライアルを行った結果、高い信頼性を確認し、本格導入を決定しました。
RunDXの特徴と効果
RunDXが提供する機能により、管理者は使用を許可したUSBメモリのみを操作できるよう設定できます。これにより、不正使用のリスクを大幅に減少させることができます。また、デバイス操作のログを残すことで、万が一のトラブル発生時にも原因を追跡することが可能です。
このように、RunDXを導入することでセキュリティが強化されている一方で、業務の効率も損なわれることなく、説明責任を果たすための体制がしっかりと構築されています。結果として、住民により安心・安全なサービスを提供できるだけでなく、職員の業務効率も向上しました。
RunDXの技術について
RunDXの「RunDX DeviceControl」は、内部不正に対する有効な対策としてデバイス制御を提供し、外部からの脅威を遮断するネットワーク制御も行います。これにより、機密情報を守るための高いセキュリティ環境が構築され、企業における重要データの保護が実現します。さらに、使いやすいWEBコンソールを利用でき、サーバーレスでの運用も可能です。特定の端末だけを接続許可するなど、 アダプタブルな対応が可能で、様々な業務環境に適しています。
まとめ
茨城県南水道企業団の事例は、業界の新たなセキュリティのスタンダードを示しています。法改正に伴う安全管理の強化は、今後ますます求められると考えられます。茨城県南水道企業団は、RunDXの導入を通じて、安全な情報管理の体制を強化し、住民へ高品質なサービスを提供し続ける姿勢を示しています。
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RunDX公式サイト
株式会社ラネクシーは、情報セキュリティに関する最先端技術を活用し、企業のニーズに応じた高品質なソリューションを提供することを目指しています。