鈴与シンワートと第一三共エスファが業務管理システム刷新に成功
鈴与シンワート株式会社(以下、鈴与シンワート)は、第一三共エスファ株式会社(以下、第一三共エスファ)に対し、新しい業務管理システム『POSITIVE×BPOサービス』の導入を発表しました。本記事では、その背景、採用に至った理由、および導入の効果について詳しく掘り下げていきます。
新たなシステム導入の背景
第一三共エスファは、親会社の変化に伴い、新しい人事システムとBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスの刷新を決定しました。これまで利用していた人事システムが、現在のニーズに合わなくなり、多様な業務を一体で管理する必要性が高まったためです。2023年の10月から2024年の1月にかけて、鈴与シンワートと共にシステムの検討と導入準備を進めました。
採用決定のポイント
第一三共エスファが『POSITIVE×BPOサービス』を選んだ理由には、以下の2つの主要なポイントがあります。
1.
トータルサポート: 人事システムの設計から導入、運用管理、BPOサービスに至るまで、全てを1社で提供できることは、業務効率に大きく寄与します。
2.
低コスト・高適応性: 現行の人事制度をほぼそのままに、新システムをスムーズに導入できるため、従来の業務が大きく変更されることなく、経過が容易である点も魅力的です。
導入の効果
新たに導入されたシステムは、これまで個別に管理されていた人事、給与、就業業務のデータを一元管理できるため、運用コストの大幅な削減につながりました。また、既存システムとの類似性が高く、従業員にとっての使いやすさが確保されています。これにより、新しいシステムへの適応がスムーズに行えています。
さらに、モバイル対応により、従業員がどこにいてもシステムにアクセスしやすく、業務の効率が向上しました。
ただし、BPOサービスの運用に関しては、従来は全て第一三共が対応していたため社内の工数がゼロでしたが、今後は社内での対応も必要になるため工数は増加します。ですが、BPOサービスの活用により、現時点の人数でも問題ない体制が整っています。これは貴重な変化です。
より効率的な業務支援
システムの導入により、従来は紙ベースで行われていた申請業務の大部分がオンラインに移行し、紙のやり取りが大幅に削減され、環境負荷の軽減にも寄与しています。これは鈴与シンワートが提供するBPOサービスの一環として進められました。
鈴与シンワートと第一三共エスファについて
鈴与シンワートは、上場企業として多様な業務ソリューションを展開する企業です。特に大規模情報システムの開発や人事、給与、会計業務などのアウトソーシングに強みを持っています。一方、第一三共エスファは医薬品の製造販売を行っており、特に従業員の効率的な業務運営を強化することが求められていました。
この新しいシステムは、両社の業務の質を大きく向上させることが期待されています。
詳細な導入事例については
こちらをご覧ください。
最後に、鈴与シンワートの新しいシステム『POSITIVE』に関する情報は、
こちらで得られます。また、BPOサービスの詳細については、
こちらからご確認ください。