冬休みを迎える江東区の学校教育の取り組みについて
江東区は、地元学校・幼稚園において冬休みを前にした重要なメッセージを発信しています。この日、教育長の本多健一朗氏は、江東区立第三砂町小学校で「自分も、友達も、誰も傷つかないスマートフォンやパソコンの使い方」をテーマにした特別講座を行いました。
本多教育長は、SNSやインターネットの使い方について意識を高める重要性があると強調しました。最近では、多くの生徒がネットを介してトラブルに巻き込まれている現状を踏まえ、正しい情報の選択や使い方を教えることの重要性を伝えています。
特に、ルールを守ることが自己防衛につながり、他者を傷つけない行動に結びつくことを、児童たちにわかりやすく説明しました。授業の中で児童たちは、具体的な事例を通じて、自分自身や友達を守るためにはどのように行動すればよいのか、主体的に考える機会を得ることができました。
また、児童たちが所属する学校においては、「学校SNSルール」として、自らが作成した使用ルールを持つことが一般的であり、その見直しを行なうことも推奨されています。本多教育長は、児童たちが今後もこのルールを引き続き守る意義、ならびに相談が必要な時は信頼できる大人に話すように呼びかけました。
本日の講演を受けて、児童たちからは多くの反響があり、感謝の言葉や次回の学びに対する意欲的な発言が出てきたことが印象的でした。淺野校長先生によると、「Speak UPプログラム」に参加する中で、自分の思いや意見を自ら発信しようとする児童が増えているとのこと。こちらの活動がさらなる学びのきっかけとなることが期待されています。
教育長のメッセージでは、冬休みを楽しむこと、また、スマホやインターネットの時間を読書や運動などに転換するアイディアを提案しました。挑戦することに全力を注ぎ、困ったことがあればお互いに助け合いながら前に進むことの大切さを強調しています。最後の言葉では、子どもたちとの再会を楽しみにしていると締めくくりました。これは、地域の教育に対する情熱が感じられる温かいメッセージであり、江東区の教育を支える全てのスタッフに感謝を捧げたいと思います。
この冬休み、児童たちが有意義な時間を過ごし、来年も元気な姿で学校に戻ってくることを心より期待しています。江東区の教育の未来が、子供たちの主体的な学びとともに輝き続けることを願います。