LGTが受賞したグローバルプライベートバンキングアワードとは

LGTが「Global Private Banking Awards」での受賞に輝く



スイスのプライベートバンク、LGTが11月6日にロンドンで開催された「第17回Global Private Banking Awards」において、特に注目される功績を達成しました。この場で、LGTは「Best Private Bank for the Next Generation(次世代向け最優秀プライベートバンク)」及び「Best Private Bank for Impact and Sustainable Investing(インパクト投資・サステナブル投資における最優秀プライベートバンク)」の2部門で受賞した他、「Best Private Bank for Alternatives(オルタナティブ投資における最優秀プライベートバンク)」部門では「Highly Commended(高評価)」の称号を受けました。

LGT Private BankingのCEO Olivier de Perregauxは、次世代への資産移転について、「今後10年間で未曾有の規模の資産移転が行われる。富の継承は極めて個人的かつ感情的なプロセスで、資産だけでなく価値観や文化、ファミリービジネスのリーダーシップも引き継がれる。私たちは次世代のサポートに全力を注ぐ」と語り、LGTの取り組みに対する思いを示しました。

この受賞は、欧州、アジア、北米の業界専門家20名以上からの高い評価を受けた結果です。特に、次世代向けのサービスの開発においてLGTが持つ専門性が評価されました。PWM編集長であり審査員のYuri Benderは、「LGTは資産移転に伴う課題と機会の両方を理解しており、次世代向けに特化したサービスを提供している」とコメントしています。

さらに、LGTは「Best Private Bank for Impact and Sustainable Investing」にも選ばれ、審査員からは「ポートフォリオの脱炭素化に真摯に取り組んでいる」点が高く評価されました。LGTのビジネス開発およびトランスフォーメーション投資ソリューション担当責任者Patrick Huberは、「サステナブル投資は一時的な流行ではなく、長期的事業の戦略的な柱である。若い世代の多くは、自身の投資が社会や環境にどのような影響をもたらすのかを理解し、改善に貢献できることを望んでいる」と述べています。

また、オルタナティブ投資において「Highly Commended」を獲得したことは、LGTが伝統的に持つプライベートエクイティでの成功に起因するものです。Olivier de Perregauxは、プリンスリーファミリーが数十年にわたり積み重ねてきた専門性が顧客にも便益をもたらしていると語りました。審査員は「LGTが早くからオルタナティブ投資に注力してきた姿勢を特に評価した」と報告しています。

LGTはリヒテンシュタイン公爵家が所有する国際的なプライベートバンキングおよびアセットマネジメントグループで、現在、世界中で3596億スイスフラン(約4516億米ドル)の運用資産を管理しています。30以上の拠点に6000名以上のスタッフを有し、顧客の期待に応える様々なサービスを提供しています。詳細に関しては、公式ウェブサイト www.lgt.com をご覧ください。

この受賞は、LGTが提供するサービスの見識や、特に環境に配慮した投資のあり方を再認識させるものでもあります。次世代に向けた資産移転と持続可能な未来に向けてのLGTの取り組みは、今後も注目に値します。

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