稲城市の里山活動
2025-12-22 10:35:41

稲城市「いなぎめぐみの里山」がTokyo-NbSアクションアワードで優秀賞受賞

東京都の新宿区で2026年1月27日、生活協同組合パルシステム東京が「第2回Tokyo-NbSアクションアワード」で優秀賞を受賞したことが発表されました。このアワードは、東京都が自然と共に持続可能な未来を築くことを目指して創設したもので、特に中小規模法人の活動を評価するものです。

エコロジーと地域振興を掛け合わせた取り組みが評価された「いなぎめぐみの里山」は、稲城市において自然体験活動を通じて地域のコミュニティ形成や里山の維持管理を実践しています。約2.5ヘクタールの土地を活用しており、利用者や住民とともに様々な活動を行ってきました。

「いなぎめぐみの里山」は、2004年に設立され、当初は誰も管理しない状態にあった里山を開放し、交流の場として整備されています。様々な活動を通じて地域住民や利用者は自然に親しむだけでなく、協力し合いながら里山の環境保全にも積極的に参加しています。

2024年度には68回のイベントを催し、生き物調査や農作物の収穫体験、竹を利用した工作体験など、延べ2,476人が参加しました。特に、参加者が自分たちで収穫した野菜をピザ窯で調理する体験は、地域の人々をつなぐ大切な瞬間となっています。

さらに、株式会社nuucotoと連携し、認定NPO法人JUON NETWORKとも協力して、里山の保全やモニタリングの活動を推進しています。これにより地元住民やボランティアたちが集まり、持続可能な形での森林整備活動を行いることができています。

表彰式は新宿区のパークタワーホールで行われ、多くの関係者が参加予定です。パルシステム東京の環境推進課の職員は、メディアを通じて活動報告を行い、他団体との交流を深めることを目指しています。このような活動が評価されたのは、地域の人々が20年以上にわたって協力して里山を維持し、自然を大切にしてきた結果とも言えるでしょう。

2025年には国連が定めた国際協同組合年が到来し、さらなる協同の重要性が求められています。パルシステム東京は今後も地域住民や多様な組織と共に、自然の力を活かした問題解決を目指し続けます。今後の活動に注目が集まる中、稲城市の「いなぎめぐみの里山」が持つ力はますます重要になってきそうです。


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