法華経写本寄贈
2026-05-07 09:20:18

立正大学、ネパールの法華経写本を受贈し新たな歴史を刻む

立正大学がサンスクリット語『法華経』写本の寄贈を受ける



立正大学が2023年5月23日、ネパールのラリトプルにあるアクシェーシュワル・マハーヴィハーラから法華経のサンスクリット語写本を受贈することが決まりました。この寄贈は、日本とネパールの外交関係樹立70周年を記念して行われる特別な事業の一つです。これにより、立正大学は国内では東京大学、東洋文庫に次ぐ3つ目の機関として、貴重なサンスクリット語の法華経原典を所蔵することとなります。

法華経は、仏教の中でも特に重要な経典であり、立正大学の教育理念とも密接に結びついています。このサンスクリット語原典の完本を手に入れることで、立正大学は研究の最前線に立ち、その学術的意義をさらに拡大させることが期待されています。

受贈式は「マナスル・サミット2026」というイベント内で行われ、このサミットは日本によるマナスル初登頂から70年、さらには日本・ネパール外交関係樹立70周年を祝う重要な場となります。主催は公益社団法人日本山岳会、毎日新聞社で、外務省も共催しています。立正大学品川キャンパスを会場として、当日には展示ブースも設けられ、この貴重な写本が公開されます。

仏教学部長である安中尚史教授は、この寄贈が大学の理念を社会に再確認させる重要な機会であると述べています。また、立正大学は過去に河口慧海がネパールから持ち帰った『華厳経』のサンスクリット語原典を所蔵しており、1977年から1986年にかけては中村瑞隆教授が中心となって、ネパールの写本を基にした『法華経』写本研究を進め、その成果が全12巻の『梵文法華経写本集成』として結実しました。

アクシェーシュワル・マハーヴィハーラは、ネパール・カトマンズ盆地に位置する伝統ある仏教僧院であり、精緻な木彫装飾や独自の宗教・文化が今も息づいています。このような歴史的背景を持つ写本の受贈は、立正大学にとって単なる学術的な意味だけでなく、日本とネパールの文化交流を深める契機でもあります。

今回の寄贈は、立正大学が国際的な交流を進める上での新たなステップとなり、仏教を学ぶ学生や研究者にとっても貴重なリソースとなることでしょう。今後の研究や展示を通じて、多くの方々にこの貴重な法華経のサンスクリット語写本が広まることが期待されます。


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