550名が参加した「MOLファミリーデー」で体験するダイバーシティの魅力
2025年8月6日から8日まで、商船三井が主催した「MOLファミリーデー」が盛況の中で開催され、約550名の社員とその家族が参加しました。このイベントは、会社の事業理解を深め、社内のつながりを強化することを目的としており、参加者は様々な体験を通じて楽しい時間を過ごしました。
職場見学や交流を通じて深まる理解
参加者は、商船三井が提供する職場見学を行い、特に「安全運航支援センター」の見学では、実際の業務内容や関わり方について学ぶ貴重な体験ができました。また、社員食堂での昼食を共にしたり、クイズラリー企画に挑戦したりすることで、社内の雰囲気や文化をよりよく理解することができたようです。これにより、参加者同士のつながりが一層深まったことでしょう。
車いすラグビーで感じるダイバーシティの力
特に注目を集めたのは、車いすラグビーの体験会です。商船三井に所属する選手、倉橋香衣が参加するチーム“AXE”の選手たちを招き、実際に競技用の車いすに乗り込む体験ができました。タックルや鬼ごっこなどを通じて、障がいを持つ選手たちの勇姿を間近で見たり一緒にスポーツを楽しむことで、参加者はそれぞれの能力を活かし合う大切さを実感したことでしょう。
ダイバーシティを体現するスポーツ
車いすラグビーは、障がい者と健常者が同じフィールドで競い合い、各自の強みを生かすことでチーム全体のパフォーマンスを向上させるスポーツです。この競技は、ダイバーシティを実際に示すものであり、参加した皆さんがその魅力に触れることができたのは大変意義深いことでした。車いすラグビーの体験を通じて、ダイバーシティの重要性や、コミュニケーションを促進する力を感じてもらえたことでしょう。
今後の展望と取り組み
商船三井は、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)に関する取り組みを強化しており、今後も多様な人材が持つ能力を最大限に発揮できる職場環境の整備に注力していく方針です。また、「次世代人材育成」をテーマにした社会貢献活動を推進し、組織全体として新しい価値をで作り出していくことを目指しています。
このように、「MOLファミリーデー」は単なる社員とその家族の交流イベントに留まらず、多様性の理念を体現し、深めるための重要な機会となりました。今後も商船三井の取り組みに期待が寄せられます。
まとめ
550名もの参加者が集まった「MOLファミリーデー」は、大人から子供まで楽しむことができ、学びや交流が豊富なイベントでした。職場見学や車いすラグビー体験を通じて、参加者がダイバーシティの価値を感じ、多様な価値観を受け入れ合う文化を育むことが大切であると再確認できたことは、今後の企業活動にとっても大きなヒントとなるでしょう。