目指せロボット未来！来福ハーモニックが革新技術をiREXで発表

ロボット技術の革新を目指して

2025年11月24日、日本・東京の国際ロボット展（iREX）で、来福ハーモニックが新たに発表する超軽量のハーモニック減速機に注目が集まっています。この新製品は、ヒューマノイドロボット産業に特化して開発されており、わずか13グラムという驚異的な軽さを誇ります。これにより、今までのロボット設計の常識を覆す可能性を秘めています。

小型化のブレイクスルー

ロボットの関節部分は、その重量と性能において厳しい制約があるため、デザインの自由度が制限されていました。来福ハーモニックの最高技術責任者、張瀚氏は「03シリーズの超小型ハーモニック減速機では、重量を13グラムに抑えつつ、優れた運動精度とトルクを確保しました。この技術は、ロボットデザイナーに全く新たな自由度を与えることができます」と語ります。

実際、03、05、08シリーズを含むこのフルラインのマイクロハーモニック減速機は、業界初の安定的な量産体制を整え、国内外のメーカーから高い評価を得ています。

協力によるイノベーション

さらに、来福ハーモニックは、ヒューマノイドロボット企業との共同開発を通じて、エンジニアリングの実践も行っています。重要な部品の重量を30％以上軽減することに成功しており、これは重さを経験する上で大きな進展を意味します。

張氏によれば、「クロスローラーベアリングに関しては、改良を重ね、剛性を損なうことなく軽量化に成功しました。この成果を皆様に直接体験していただけることを心待ちにしています」とのこと。これにより、ロボットの性能は飛躍的に向上し、さまざまな用途への対応が可能となっています。

完全なプロダクトポートフォリオ

来福ハーモニックは、ヒューマノイドロボットにおける多様な需要に応えるべく、豊富な製品ラインを展開しています。今回のiREX展示会では、03、05、08のマイクロシリーズのみならず、50、58の大型モデルも実際に見て触れるチャンスがあります。これにより、繊細な操作から高負荷運用まで、幅広いシナリオに対応できることが明確になります。

iREXでの体験をお見逃しなく

ロボット技術に興味を持つ業界関係者、パートナー、メディアの皆様に、ぜひiREX展示会にお越しいただきたいと思います。西3ホール、W3-22までお越しいただくと、全シリーズのハーモニック減速機を間近でご覧いただけます。私たちの専門家チームと直接お話しいただくことで、ロボットの未来に向けた革新的な「関節」技術についての理解をさらに深めることができるでしょう。

会社概要

来福ハーモニック伝動有限公司は、中国での精密伝動ソリューションのリーダーとして、ハーモニック減速機の研究開発、製造、販売を専門に行っています。私たちの使命は、技術革新とサプライチェーンの構築を通じて、ロボットや航空宇宙、高度な装備の分野に向けて高性能な部品を提供することです。未来を見据えた技術を皆様とともに発展させていきましょう。