働く女性の声を届ける!ミレニアル世代のキャリア観を探る
調査概要と背景
先日、NewMe総研が実施した調査によって、2024年11月27日から12月31日までの期間中に、ミレニアル世代の女性約800名を対象にしたキャリアとライフに関するトピックについての関心が明らかになりました。この調査はインターネットを通じて行われ、対象者の年齢は20代から40代にわたります。調査結果から、特に「キャリア・ライフの両立」が圧倒的な関心を集めていることが分かりました。
調査結果の要点
キャリア関連の関心
調査結果によると、キャリアに関する関心トピックの中で最も注目されたのが「キャリア・ライフの両立」で、83.8%がこのテーマに興味を持っていると回答しました。次いで「ロールモデル」が55.0%、そして「転職」が48.3%となっています。この結果から、多くの女性が仕事と私生活のバランスを模索していることが浮き彫りになりました。
さらに、年代別に見ると、20代前半では特に「ロールモデル」に対する興味が高く、40代前半でも50%を越える結果となりました。この傾向は、キャリアを築いていく上での先輩の存在や、実践的なアドバイスを求めていることを示しています。
ライフ関連の関心
ライフに関連するトピックについても調査が行われ、一番多くの女性が興味を示したのは「社外のコミュニティ」で66.0%が支持しています。「資産形成」が63.6%、続いて「ウェルネス」が63.1%と続きます。今やただ社内の人脈を活用するだけではなく、社外とのつながりを求める女性たちの姿勢が見て取れます。
ロールモデルと社外のコミュニティの重要性
調査によると、ロールモデルを求める声が高まっており、特に若年層から中堅層にかけてそのニーズが高くなっています。これは、世代を超えて多様な女性のキャリアを模索する動きが背景にあります。また、社外コミュニティへの関心も芽生えていますが、これは社内での相談しやすい環境が不足していることが理由の一つと考えられます。
多くの参加者は、キャリアイベントを通じて同じ志を持つ仲間とつながりたいという思いを伝えています。キャリアイベントの参加者の中には、仕事に熱意を持つ女性が同じ空間で意見を交わし、支え合いたいと考える人がいるため、社外コミュニティの必要性が高まっています。
NewMeの取り組み
NewMe株式会社は、ミレニアル世代の女性が抱える様々な課題解決の一助となるべく、キャリアイベントやメディアを通じて女性の声を拾い上げています。企業へのコンサルティングやワークショップを展開し、女性が活躍できる環境づくりを推進しています。
バランスの取れたライフスタイルを送るため、現代の働く女性たちが求めるものに応じた施策を行い、複数のロールモデルを提示することが、効果的な取り組みとなるでしょう。これにより、女性のキャリアアップを後押しし、より良い働き方を実現するためのサポートを行っています。
未来への展望
今後も、調査結果に基づいて女性のキャリア支援のためのプログラムを充実させていく所存です。企業が女性の活躍を支援するためには、社外とのコミュニケーションや社内環境の改善が求められる中、それぞれのライフステージに合った支援が求められています。
この調査を通じて、働く女性の声をしっかりと捉え、彼女たちの未来に向けた一歩を支援できるよう努めていきます。