児童労働から子どもたちを守る「キフチョコ」バレンタインキャンペーン
認定NPO法人ACE(東京都台東区:代表 岩附由香)は、2026年1月13日から2月14日までの期間に「よろこび2倍。 キフチョコで届ける、ちょっといい未来。」というバレンタインキャンペーンを実施します。このキャンペーンは、カカオの生産地であるガーナの子どもたちの生活や教育支援を目的としており、企業の参加を広く募集しています。
キフチョコの背景
ACEは、2009年から「しあわせへのチョコレート」プロジェクトを通じてガーナのカカオ生産地域で働く子どもたちの保護と教育支援に取り組んできました。これまでに、672人の子どもたちを児童労働から解放し、さらに4,662人の教育環境を支援してきました。
本キャンペーンの収益は同プロジェクトに活用され、ガーナのカカオ農家で働く子どもたちを守る活動のために寄付されます。バレンタインデーの多様化を受け、支援につながる選択肢として「キフチョコ」を選ぶことを提案しています。これにより、愛を届けるだけでなく、社会に貢献することができるのです。
キフチョコの特長
「キフチョコ」は、バレンタインデーに本命チョコや友チョコ、自分へのご褒美として購入することで、ガーナの子どもたちのための寄付に直結します。商品の売上の一部は、ACEが行う児童労働からの解放活動に使用され、また参加企業はACEの公式SNSや特設サイトを通じて広く宣伝されます。
参加企業の募集概要
企業はさまざまな形で参加することが可能で、例えば、販売する商品の1点あたり寄付額を設定したり、期間中売上の一部を寄付する方法があります。また、SNSでの賛同表明や特設サイトでの紹介も歓迎されています。
具体的には、商品1点につき数円の寄付を設定することや、売上の1%を寄付することが求められますが、企業規模に応じてフレキシブルに参加方法を調整できます。目安として50,000円以上の寄付をお願いしています。この寄付は、ガーナの子どもたちに学用品を支給したり、農業訓練を実施する資金となります。
日本のカカオ市場と児童労働問題
日本はカカオの約7割を輸入する国であり、ガーナではカカオ農家の子どもたちの約2人に1人が児童労働を行っているとのことです。バレンタインの季節に、誰かに愛を届けるきっかけとして、ガーナの子どもたちにも温かい想いを届けることができれば素晴らしいと思います。
このキャンペーンに参加することで、私たちも一緒に「みんなでよろこびあえるチョコレート」の実現を目指していきましょう。
認定NPO法人ACEについて
ACE(エース)は、子どもの権利保護や児童労働の撤廃に取り組むNGOです。ガーナでの活動に加え、日本国政府やチョコレート企業への提言を行い、幅広く児童労働問題を伝えています。ACEは、1997年に設立され、2023年にはジャパンSDGsアワードにおいて、国際NGOとして初のSDGs推進本部長賞を受賞しました。
本キャンペーンへの参加企業の募集や具体的な問い合わせは、ACEの公式ウェブサイトまたはお電話にて可能です。子どもたちの未来を守るために、一緒に取り組んでいきましょう。