近代美術とコンテンポラリーアートのオークション
2025年11月22日(土)、東京・丸の内にあるShinwa Auctionが、近代美術およびコンテンポラリーアートのオークションを開催しました。このオークションでは、約170点もの国内外の著名作家の作品が競売にかけられました。結果的に、落札総額は1億6,976万3,000円に達し、驚くべき落札率92.3%を記録しました。
目玉作品
今回のオークションは、数多くの注目すべきアート作品が並びました。その中でも特に際立っていたのが、杉山寧の作品「汐」です。この作品は1966年制作で、エスティメイト300万円~500万円に対して、ハンマープライス640万円で落札されました。
さらに、熊谷守一の「罌子」は、エスティメイト200万円~300万円に対し、1,400万円という驚異的な値で販売されました。この作品は、鑑定証書も付いており、その価値が高く評価されました。
有元利夫の「雲のフーガ」も話題です。1982年製作のこの作品は、エスティメイト500万円~1,000万円に対して、最終的に2,200万円で落札されました。作品が持つ独自の魅力が、特に競り合いが熾烈を極めた要因となったようです。
また、ポップアートの巨星、アンディ・ウォーホルによる「Queen Beatrix of the Netherlands from Reigning Queens (Royal Edition)」は、1985年に制作された作品で、エスティメイト120万円~180万円に対し、450万円での落札となりました。
今後の展望
このような高い落札率は、アート市場が好調であることを示しています。Shinwa Auctionは美術品だけでなく、ワインや時計、宝石の整理・販売にも力を入れており、今後のオークションでも多様な品揃えが期待されます。
興味のある方は是非、出品や査定に関するお問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ情報
Shinwa Auctionでは、個人情報を厳守し、クライアントに安心して作品を販売いただける環境を提供しています。出品や査定の申し込みは、お電話(03-5224-8620)またはウェブサイトから可能です。
「アートと文化」をテーマにしたShinwa Wise Holdingsグループは、東京・丸の内に本社を置き、アート関連事業を推進しています。この豊かな文化の中で、皆様と共に美術品の価値を再発見する機会を提供していくことでしょう。