4歳から楽しめる!投資教育の新たな試み
近年、金融教育の重要性が高まる中、一般社団法人 日本こどもの生き抜く力育成協会は新たなプログラム「ももたろうのおたから大冒険(仮)」を発表しました。本プログラムは、4歳から8歳の子どもたちを対象に、お金の価値を学びながら、遊びながらも楽しめるコンテンツを提供します。具体的には、「ももたろう」が冒険を通じて「投資」の体験をしながら、お金に対するポジティブなイメージを育むことを目指しています。
 社会的背景とニーズの高まり
2025年10月には、日経平均株価が史上初の5万円台を突破されるなど、日本経済が変化を遂げつつあります。この流れを受けて、家庭でも「資産形成」や「投資」に対する関心が急速に高まっています。この背景には、子ども向けNISA制度の導入が検討されていることも影響しており、特に子育て世代の家庭の98%が「子どもに金融教育が必要」と感じていると、GOEN株式会社の調査結果が示しています。しかし、一方で35%の家庭は具体的に何をすれば良いか分からないという現実も浮き彫りになっています。
 プレ開催の内容
そんな中、2025年11月8日に、J:COMホルトホール大分で「ももたろうのおたから大冒険」がプレ開催されます。このイベントでは、子どもたちが楽しい物語の中で「お金の大切さ」を学ぶことができ、定員は12名の先着順です。
 イベント詳細
- - イベント名: ももたろうのおたから大冒険 ~増やしてワクワク!遊んで学ぶお金の大切さ~  
- - 対象年齢: 年中~小学3年生  
- - 参加費: 無料  
- - 申し込み方法: こちらから詳細を確認
このプログラムは、未就学児向けに設計されているだけでなく、小学校中学年から高学年向けの「こども投資チャレンジ」も同時に展開されています。こちらでは、実践的な視点から「投資の仕組み」や「資産形成」について学ぶことができ、例えば「集中投資」や「分散投資」といった投資行動をゲーム形式で体験することができます。  
加えて、保護者向けには「おこづかい教育」や「子どもの将来資金の備え方」についてのミニセミナーも実施され、家庭での継続的な学びをサポートします。  
 参加者の声
実際に子どもがイベントに参加した結果、「1円も大切なお金だってわかった」や「お父さんお母さんが働いてもらったお金を大事に使おうと思った」という感想が寄せられました。また保護者からは「子どもにお金のことをどう教えるか分からなかったので、とても参考になった」との声もあり、高い評価を得ています。
 今後の方向性
今後、政府は2028年度末までに金融教育を受けた人の割合を20%に引き上げる方針を示し、金融教育への需要はますます増加することが予想されます。キッズ・マネー・スクールは、子どもたちが楽しみながら学べるよう、全国規模での開催を拡充し、オンラインでも学べる環境を整備することに注力しています。地域差なくどんな環境でも金融教育を受けられるような未来を展望しています。
全国の開催スケジュールや詳細情報については、
こちらから確認してください。
 
