モビマルが大賞受賞
2025-04-28 16:00:58

モビマルが全国シェアリングシティ大賞の栄冠に輝く!地域防災への新たな取り組み

モビマルが全国シェアリングシティ大賞を受賞!



株式会社シンクロ・フードが運営するモビマルが、一般社団法人シェアリングエコノミー協会主催の『第2回全国シェアリングシティ大賞』で大賞を受賞しました。この賞は、地方自治体と民間が連携することで地域課題を解決する取り組みを奨励するもので、モビマルの「防災・減災スキーム」の構築が評価された結果です。

受賞内容と取り組みの背景



エントリーした取り組みのタイトルは、「自治体との『官民連携』によるキッチンカーを活用した“防災・減災スキーム”の構築」です。このプロジェクトでは、地域活性化プロジェクト縁GINと連携し、災害時におけるキッチンカーの運用方法を見直しました。

過去の大地震において、避難所と物資を提供する派遣先との連携不足、キッチンカー事業者の安全確保や出店条件の未整理、自治体間の連絡の難しさといった課題が浮き彫りになりました。これらの課題を解決するために、縁GINとモビマルは協力し、明確なスキームを構築しました。

実施概要



具体的には、2024年1月に発生した能登半島地震において、大阪府と連携し、 dispatched キッチンカーを通じて食糧提供を行いました。縁GINが派遣コーディネーターを務め、モビマルはキッチンカー事業者に対するサポートや災害保険加入手続きを担当し、各自治体への支援を拡大。輪島市や志賀町、七尾市、珠洲市など、広範な地域にも展開しました。

大賞受賞の理由と評価



全国シェアリングシティ大賞の審査員からのコメントも印象的でした。災害時に必要なスピード感を持ったこの仕組みは、非常に先進的で新しいイノベーションと評価されています。また、キッチンカーの導入は、過去の大震災とは異なる重要な対応策として今後全国に広めるべきだとも言われています。このようなスキームは、地域の防災意識を高め、実地訓練にもつながることが期待されています。

今後の展望



モビマルは、「移動販売 × 地域創生」をビジョンに掲げ、地域のニーズに合わせた多様なサービスを展開します。地域の皆様との協業を通じて得たノウハウを生かし、さらなる地域課題の解決にチャレンジしていく姿勢を示しています。株式会社シンクロ・フードの地域創生推進部長、緒方謙一氏も、「地域とのつながりを大切にし、持続可能な地域づくりを進めていく」と熱い想いを語ります。

縁GINの取り組み



一般社団法人地域活性化プロジェクト縁GINは地域教育や防災啓発を経て、地域づくりに力を入れています。「縁kidsプロジェクト」など、次世代を担う子どもたちへの教育にも積極的に取り組んでおり、今後も新たなパートナーシップを通じて地域課題の解決を志向しています。

まとめ



モビマルが受賞した全国シェアリングシティ大賞は、地域防災に対する新たなアプローチとして、多くの示唆を与えます。今後もこの取り組みが日本全国に広まり、多様な地域での災害対策が強化されることを期待しています。詳しい情報は、全国シェアリングシティ大賞の公式HPもぜひチェックしてみてください。


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