学生アイデアコンテスト
2025-12-12 14:51:02

若者が創造する未来を切り拓く 第3回学生ルール形成アイデアコンテスト

第3回 学生ルール形成アイデアコンテストの結果発表



EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)が主催した「第3回 学生ルール形成アイデアコンテスト」の結果が発表され、若者の意見をもとにした未来志向の提案が数多く寄せられました。最も優れたアイデアには「就活民主化プロジェクト」が選ばれ、これは若者の就職活動における平等の確保を目指す内容でした。具体的には、教育と就活の間に存在する断絶を打破し、民主主義を取り戻すための構想が提案されました。

優勝プロジェクトの内容


優勝した「就活民主化プロジェクト」は、法政大学の廣田愛莉さん、東京大学のナップアリエルさん、白百合女子大学の瀧川ことみさんの3名によるアイデアです。このプロジェクトは、学生の主体性を重視し、教育制度がその自主性を支える必要性に焦点を当てて提案されました。具体的なルールとしては、以下の三つが挙げられます。

1. 学校内民主主義の導入: 学生の意見を制度化し、教育環境をより良くするための仕組み。
2. 多元キャリアルートの確立: 学校教育と就職活動の接続方法を多様化し、インターンシップの偏重を見直す。
3. 教育連携型インターンの推進: 無報酬インターンから報酬付きインターンへの移行を提案し、機会の平等を求める。

これらのルールを通じて、挑戦し続けられる社会づくりを目指そうとしています。

準優勝と3位のプロジェクト


準優勝には、早稲田大学の学生216名による「孤立と分断を乗り越えるためのマルチステークホルダー型子育て社会に向けたルール形成の提言」が選ばれました。この提案は、子育てに関わる規範を見直し、社会全体で子どもを支える仕組みを整えることを目的としています。具体的に、こども家庭庁の改称や育休制度の整備など、複数のルールを提案しています。

3位には、「誰もが教壇に立てる社会へ」というプロジェクトが選ばれました。こちらは、教員免許制度の見直しを提案し、探究教育を広めるための新しい制度を構築しようとしています。

学生の提案に込められた思い


今回のコンテストでは、学生たちの提案が社会のあり方を変えるという意欲を大いに反映していました。多くのアイデアが、AIと人間の共創や地域活性化に重きを置いており、若者が日本の未来をどう描いているのかを感じ取ることができました。

EYの代表取締役社長、近藤聡氏は、これらのアイデアが社会課題に向き合い、若者の主体的な行動を促すものであると高く評価しています。EYはこれからも、これらのイノベーティブなアイデアを実現するための支援を続けていく方針です。

まとめ


今回の「第3回 学生ルール形成アイデアコンテスト」は、学生たちの自由な発想と未来に対する情熱によって新たな社会の可能性を示しました。課題解決に向けた具体的なアイデアが浮かび上がったことで、今後の日本社会がどのように変わっていくのか、大いに期待が寄せられます。今後もこのような場を通じて、未来を担う若者たちの意見を大切にし、社会をより良い方向へと導いていくことが求められます。


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