ロボティクスの新展開
2026-02-10 15:12:57

オーストリア・ウィーンで開催されるロボティクス国際会議「ICRA 2026」でのAIRoAワークショップ詳細

AIRoA主催のワークショップがICRA 2026で開催決定



一般社団法人AIロボット協会(AIRoA)は、2026年の6月1日から5日までオーストリアのウィーンで開かれる世界最大規模のロボティクス国際会議「ICRA 2026」において、ワークショップ「From Data to Decisions: VLA Pipelines for Real Robots」を行うことが決まりました。このワークショップは、視覚や言語、行動(VLA: Vision-Language-Action)モデルを実際のロボットに適用するためのパイプラインの確立を目的としています。

ワークショップの主な内容


本ワークショップでは、VLAパイプラインを中心に2つのトラックを設けて実施されます。1つ目は、VLAパイプラインに関するペーパーセッションです。ここでは、参加者から提出された論文の発表やポスター展示を行います。2つ目は、約1万時間の実ロボットデータを活用したモバイルマニピュレーションに関する国際コンペティションです。このデータはNEDOから得られたもので、多岐にわたるロボティクス分野の研究に寄与すると期待されています。

VLAとデータエンジンの課題


最近、自然言語に基づいてタスクを遂行するロボットが注目を集めており、VLAモデルがその中心的な技術として台頭しています。しかし、その一方で、データ収集や品質管理、評価の標準化、そして実環境での信頼性確保など、パイプライン全体の設計に関するベストプラクティスはまだ確立されていません。このワークショップでは、実世界のロボットデータをもとにした「データエンジン」の構築を目指し、人々がこのギャップを乗り越える手助けをすることが目的です。

ワークショップ概要


名称


From Data to Decisions: VLA Pipelines for Real Robots

形式


フルデイ・ワークショップ

参加方法


イベントに参加希望の方は、公式サイトでの公募にて、ペーパーやコンペティションへの申し込みが必要です。

内容


  • - 招待講演では、データ収集や学習に関する最先端の取り組みを紹介
  • - パネルディスカッション「信頼できるVLAパイプラインの構築」
  • - ペーパーセッションではライトニングトークとポスター発表
  • - モバイルマニピュレーション・コンペティションの結果報告と受賞講演

コンペティションの概要


ワークショップのもう一つの重要な柱は、モバイルマニピュレーションに特化したVLAモデルの国際コンペティションです。参加者は、以下のタスクをターゲットにして活動します:
  • - ピック&プレースや物体の挿入
  • - 扉や引き出しといった可動オブジェクトの操作
  • - 工具を使用する作業

このコンペティションでは、約1万時間にわたる実ロボットデータを使用し、RGB-D映像やセンサー情報などのマルチモーダルデータが提供されます。参加者はこれをもとに独自のアプローチを開発し、競争を行います。

今後のスケジュール


  • - 2026年2月14日:データセット公開
  • - 2026年3月1日:評価の開始
  • - 2026年4月15日:最終モデルの提出締切
  • - 2026年5月1日:採択結果の通知

AIRoAの取り組み


AIロボット協会は、ロボット技術の革新と社会におけるロボットの活用を推進することを目的に、多様な活動を展開しています。今後もロボット開発の技術革新とその実用化に向けた取り組みを続けていく予定です。このワークショップは、その重要な一環として位置づけられています。

この機会に、ロボット分野に関心のある皆さんが新たな知見を得るチャンスとなることでしょう。参加を希望される方は、ぜひ公式サイトをご覧ください。


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