リーガルリサーチプラットフォーム「Legalscape」との新連携がもたらす業務効率化
株式会社Legalscapeが運営するリーガルリサーチプラットフォーム「Legalscape(リーガルスケープ)」は、AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」との連携機能の提供を始めました。この連携により、法務の分野で業務効率化が進むことが期待されています。
機能連携による新たな価値
この連携の最大の特徴は、「LegalOn Cloud」上での法務相談内容に基づき、AIが関連書籍を自動的に推薦する機能です。法律相談の際に必要な情報を適切に絞り込み、ユーザーが求める情報を迅速に提供します。
たとえば、法務相談の内容をAIが解析し、関連書籍がリストアップされます。ユーザーはそれをクリックすることで、瞬時に「Legalscape」に遷移し、詳細な情報を得ることができます。このような仕組みにより、よりスムーズに信頼できる情報を収集し、案件への迅速な対応が実現します。
法務業務の時間短縮と的確な対応
これまで、リーガルリサーチには多くの時間と労力が必要でした。「Legalscape」は業界最大級の法律情報データベースを持ち、3,300冊以上の書籍や法令、ガイドラインを網羅しています。生成AIと独自の自然言語処理技術によって、求められる情報を短時間で引き出せる環境を提供します。
この新機能により、法務パーソンはより少ない時間で必要な情報を得ることができるため、労力を他の重要な業務に振り向けることが可能になります。
「LegalOn Cloud」の機能とは?
「LegalOn Cloud」は、さまざまな契約・法務管理機能を提供するプラットフォームです。ここでは、マターマネジメントや契約審査、法令調査が行える機能が整っており、企業法務に必要な機能が一体化されています。このように、企業が法務業務を効率化するための基盤を提供することが「LegalOn Cloud」の役割です。
リーガルリサーチの未来を切り拓く
この機能連携は、今後の法務業務における考え方や運用方法を根本から変える可能性を秘めています。法務パーソンが持つ情報収集ニーズに応えるべく、次世代の法律情報検索システムとしての役割を果たす「Legalscape」。
2021年のサービス開始以降、企業法務部や法律事務所を中心に、20,000名以上が利用しています。2023年9月にはAIリサーチ機能が導入され、より多くの機能が追加されています。
結論
現代の法務業務において、効率化と正確な情報収集が求められる中、LegalscapeとLegalOn Cloudとの連携は、その解決策となります。今後の進展に注目が集まる中、この連携がもたらす新たな業務フロー改善に期待が高まります。