寺院向け収納代行
2025-07-16 11:21:15

お坊さんの事務作業が楽に!寺院向け収納代行「寺Pay®」始動

寺院の新しい決済サービス「寺Pay®」が始まる



東京都港区に本社を置く株式会社366が、お坊さんを支援する革新的な収納代行サービス「寺Pay®」を正式にリリースしました。これは日本初となる寺院特化型の決済システムで、檀家や信徒が納める墓地管理費や護持費を自動的に管理するものです。

背景とニーズ


2021年に全日本仏教会が行った調査によれば、81%の檀家が支払い方法をキャッシュレスにしたいと希望しています。また、特に高齢者の檀家の中には、支払いのために寺院に足を運ぶのが難しい方も増えてきています。現実には、これまで寺院では現金決済が主流であり、住職や僧侶は多忙な事務処理に追われていました。これにより、宗教活動に専念できないという課題がありました。

「寺Pay®」の特長


「寺Pay®」にはいくつかの特筆すべき特長があります。まず、クレジットカードや銀行口座振替から自由に決済方法を選択できる点です。檀家や信徒は自身のライフスタイルに合った方法を選ぶことができ、寺院側も多様なニーズにワンストップで応えられます。

また、支払い方法の登録はスマホからQRコードを読み取るだけで簡単です。一部で本人確認が必要ですが、全体として手間が少なく済みます。

次に、このシステムによって住職や僧侶の事務負担が大幅に軽減されます。これまでのように過去の支払い台帳を確認したり未払い分をチェックしたりといった煩わしさがなくなります。実際、管理画面からはリアルタイムで支払い状況を確認できるようになります。

そして、もっと大切なのは、住職が檀家や信徒との時間を大切にできるようになることです。煩雑な集金作業から解放され、より人間的な関係を築く時間が生まれるのです。檀家からは、「住職がいつも忙しそうで、心のうちをゆっくりお話しできない」といった声が多く寄せられていましたが、これに応える形で、温かなコミュニケーションの時間が逆に増えることが期待されています。

利用対象


「寺Pay®」は寺院だけにとどまらず、神社や他の宗教法人、株式会社といった法人でも利用可能です。導入には株式会社366側の審査が必要ですが、宗教界全体に新しい風を吹き込む可能性があります。

オンラインセミナーの開催


さらに、この新サービスをより深く理解するためのオンラインセミナーを開催予定です。日時は2025年7月28日(月)の14時から15時まで、スピーカーは株式会社366の取締役CNO、副社長の増澤陸氏が担当します。こちらもぜひご参加ください。

「寺Pay®」に関する詳細は、公式ウェブサイトやサービス紹介動画でチェックできます。これからの寺院の事務処理がどのように変わるのか、非常に楽しみです。


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