積水化学の統合報告書2024が受賞
2023年、日本経済新聞社が主催する「第4回日経統合報告書アワード」において、積水化学工業株式会社の「統合報告書2024」が見事にグランプリE賞を獲得しました。この報告書は、持続可能な成長と環境・社会課題への貢献を両立する取り組みに焦点を当てており、評価されたポイントが多数ありました。
環境と社会への貢献
報告書では、積水化学がどのようにサステナビリティに基づく製品を通じて価値創造を進めているかが詳述されています。特に、CEOからのメッセージでは、企業価値向上に向けた資本コストの抑制や成長期待の醸成について触れられ、環境・社会課題に向けた強い意志が伺えます。
また、サステナビリティ貢献製品が企業の価値創造プロセスにおいてどのように位置付けられているか、そしてその収益性や環境・社会への影響についても概観されています。
定量的なインパクトの提示
評価の要因として、環境・社会課題解決に向けたサステナビリティ貢献製品の定量的なインパクトの提示が挙げられています。積水化学は、GHG排出量削減に向けた取り組みやその具体的な成果を報告書の中で示しており、これにより環境価値と経済価値の両立を実現していることをしっかりと説明しています。このようなアプローチが、コミュニティやステークホルダーからの理解と信頼を得る要因となっています。
今後の展望
積水化学は、今後も統合報告書の改善・充実を進め、フェアディスクロージャーの観点から情報開示の促進を意識していく方針です。これにより、企業の価値を高めつつ、ステークホルダーの信頼を得続ける努力を続けていくことが期待されます。
統合報告書2024の詳細を確認しよう
今年の統合報告書には、積水化学の幅広い活動が詳細に記載されています。環境・社会に対する取り組みがどのように組織に根付いているのかを知るためには、ぜひ以下のリンクから確認してみてください。
積水化学「統合報告書2024」
日経統合報告書アワードについて
「日経統合報告書アワード」は、日本経済新聞社が1998年から続けているアワードで、企業のアニュアルレポートの質を向上させることを目的としています。今年度は過去最多となる496社・団体が参加し、数々の受賞企業が選ばれました。詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。
日経統合報告書アワード 詳細
持続可能な社会の実現に向けた積水化学の取り組みが、今後も多くの人々に影響を与え続けることを期待しています。